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雨季side
こん「以上です。今もその本丸ではみんなが幸せに暮らしています」
雨季「話してくれてありがとう。そしてお父様が失礼なことをしてごめんなさい…
もし、可能ならいつかお爺様のとこへお花でもお供えしたいです」
こん「はい!きっと喜んでくれます!」
失礼しますと言ってこんのすけは清の所へと行った。
やっと納得がいった。あの日は酷かった…何もかもが何時も以上に酷かったから…
雨季「…雪は幸せに暮らしてるといいな、今日痣がなくて…安心した……
お母様、もしまだ側にいてくださるなら聞いてください。雪が結婚する人はいい人でありますように…」
雪には手を出させない。こんな思いは私だけでいいのだから…
雨季「……雪は私が守る」
加州「雨、もう寝る時間だよ?入っても大丈夫?」
雪のことを考えていたらもう寝る時間だったみたいで加州が帰って来た
加州「……雪さんのことが心配ならさ、手紙書けばいいんじゃない?」
雨季「でも、手紙はお父様が中身を確認してから雪に届くはず……書く内容も制限されます」
そう、本当に話したいことは話せないと思う……
加州「だったらこんのすけに届けてもらえばいいんじゃない?ねぇ!こんのすけ!」
こん「はい!」
加州「こんのすけならすぐだよね?」
こん「もちろんです!主様のご命令とあらば!」
二人に根気負けしてお願いすることにした。
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