今日:3 hit、昨日:11 hit、合計:57,543 hit
小｜中｜大
３１ ページ31
こんのすけside
〜１年ほど前〜
この本丸の審神者様はもう、御年９０になりかなり衰弱していた。刀剣たちも戦闘には出ずに主様に見えるところで過ごすようになっていた。
今剣「あるじさま！見てください！きれいなはなですよ！」
審神者「本当だね、とても綺麗だ。一期と長谷部はいますか？」
一期「主殿、一期はここに」
長谷部「お呼びでしょうか！」
審神者「今剣さんが花を摘んできてくれました。花瓶に生けてはもらえませんか？」
一期「はい、ただいま！」
長谷部「主命とあらば！」
この時すでに、主様は動くことは必要最低限、誰かに手伝ってもらわなければ動けなくなっていました。
刀剣達もいつ来る終わりの日をどうか、まだ来るなと願うほど慕われた審神者様でした。
それから半年後、ついに終わりは訪れました。審神者様の御遺体を引き取りに来られた方の中にアイツはいた。
？「くそ叔父さんが死 んだよ、父もすでに居ないし邪魔者は消えた！
雪が審神者として神を支える者となったら完璧だなぁ！」
そんな大声を出して悲しみのドン底の刀剣達に聞こえないわけもなく
長谷部「誰だ、貴様は」
お父様「ここの付喪神様のへし切長谷部さんですよね。俺はここの審神者だった人の甥ですよ。引き取りに来ました！」
この言葉で十分でした
怒りを起こすには…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 48人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
