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堀川side
加州「あの血の香りはね、雨が自分を傷付けてる香りだよ。女特有のものじゃない。
あとね、無理に止めれば壊れるから止めてね。昔、実際に壊れたのがいるからね。
あとさ、主を雨と呼ぶのは俺だけだから」
呼ばないでよね。といい、僕に質問を促すような表情をする。
堀川「何で主さんは自分を?」
加州「……過去にあるんだよ。これは、雨を傷つけるから言えない。ただ1つ言えるのは、地獄はやって来る事だけ」
堀川「その地獄って……」
加州「堀川、ダメだよ」
堀川「主さんを何で雨って呼ぶの?」
加州「それは俺が雨を好きだから。雨は俺を清って呼ぶよ」
真顔でさらりと凄いことを言った加州さん。やっぱり主さんから感じた神気は加州さんのだったんだ。
普通、あそこまで馴染む神気は珍しい。どちらかが拒めば馴染むどころが体調にも不調が出るかもしれない。
堀川「加州さんの邪魔はしませんし、これ以上は深追いしません。他の刀剣僕に任せてください。
ただ1つだけ、兼さんを僕の番にほしいんです」
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