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【過去】
トウヤの母親は人気モデルだ。
それだけなら誇れたのだが、トウヤの母親は極度の目立ちたがりだった。
トウヤは母親の事を尊敬していたが、年齢が増えるにつれ、トウヤのその珍しい容姿が明らかになる。
「白髪金目」そんな見た目だけで、周囲の人達はトウヤを注目した。
嫉妬に狂った母親は、トウヤに対して、
「お前は、何者にもなってはいけない」
「普通でいろ」
と、言い聞かせた。
真に受けてしまったトウヤは、なぜ自分が目立つのかを考えた。
行き着いた答えは、
「この見た目のせい。」
トウヤは、カラーコンタクトを入れたり、髪を染めたりして、
「普通」になろうとした。
「普通」になろうとしたトウヤは、その性格さえも変えてしまった。
演じて、本当の性格を隠そうとすればするほど、自分が分からなくなる。
そんな生活を続けて、ついに感情も消え、「本当の自分」は消えてしまった。
「お前は何者にもなってはいけない」
その呪いの言葉が、今もトウヤの頭の中にこびりついて離れない。
トウヤは明るく元気なムードメーカーである。
【闇】
■消えたいと思っていること
■感情が抜けてること
■本当は明るくなんてないこと
【備考】
トウヤは無理矢理過去を問いただされるとかなり不機嫌になるので、
そんなシチュエーションがあったらいいな、と思います。
【一言】
まいごえん最高！！
トウヤ君、結構好きかもしれない。
【作者名】
肉肉丸
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作者名：肉肉丸 x他1人 | 作成日時：2023年8月27日 16時
