.
秋の終わりから冬にかけて咲く花があった。
雪の中で凛然と咲き、雪解けとともに枯れていく花。
「山茶花が、何故雪の中でも気高く咲いてるのか知っていますか」
冬の終わりから春にかけて咲く花があった。
枯れていく山茶花と入れ代わる様に、麗らかな陽射しの中で咲き誇る花。
「陽だまりの中で椿が咲くことを知っているからですよ」
主を守る従者の様に。
我が子を慈しむ母の様に。
影武者として生きる様に。
全ては椿を、咲かせるために。
※原作キャラとの恋愛要素はありません。
※誤字脱字があれば教えてください。
*お気に入り15人と合計hit3000のお礼企画は過去編が終わってから挟みます。
本作品にはパスワードがかかっています。
パスワードを入力して作品を閲覧して下さい。
パスワードが不明の場合は作者の方にお問い合わせ下さい。
パスワードを入力して作品を閲覧して下さい。
パスワードが不明の場合は作者の方にお問い合わせ下さい。
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:菊桜 | 作成日時:2018年2月17日 16時