20話ペット ページ22
俺は城田真昼。十五歳。
シンプルなことが好き、面倒くさいことは苦手。
十五年間生きてきた俺でも背に女子を…ましてや同じクラスの女子を抱えることはなかった。
特に翡翠さんは…発育が良い。
思春期の男の子にとってはある意試練を乗り越えなくてはいけないものだった。
その所為で徐々に心拍数も上がる。
この鼓動が翡翠さんに聞こえてはいないだろうか？
緊張のあまり頬が赤らむ。
丁度クロが話題を作ってくれた事に、助け舟が来たと思ったらしょうもない話の上に俺が今一番気にしている事だった。
真昼(頑張れ、俺…)
・・・
A「城田君、ここまででいいよ。
痺れも取れたし、家も近いから」
真昼「う、うん。分かった」
ゆっくりと腰を落とし翡翠さんを安全に立たせる。
A「えっと…これからよろしく？お願いします。クロ君さっきはごめんね。
城田君ありがとう。」
クロ「筋肉痛のところジャストだったぞ…」
真昼「自業自得だろ！！」
Aは真昼が子供を叱るお母さんに見えてなんだか微笑ましく思った。
A「それじゃあ、また明日」
真昼「おやすみ。また明日」
彼女は笑顔で手を振りその場を去った。
クロ「真顔ちゃんとは同じ学校なのか？
制服が一緒だけど。」
真昼「なんだよ真顔ちゃんて
クラスメイトの翡翠A。
今度話してやるよ…。」
こうして俺と翡翠さんは互いに秘密を共有する仲となった。
でも、できるだけ危険なことに彼女を巻きこまないようにしよう。
一人で決心した。
・・・
A「ただいま」
マロ「にゃー…」
玄関を開けると早速マロが迎えてくれる。
まだ飼い始めて一日しか経っていないのに随分好かれたものだ。
A「おまえは賢いね。まだこんなに小さいのに主人を待っててくれたの？」
荷物を床に置きソファでマロと戯れる。
マロの毛はもふもふしていて触る度に癒しを与えてくれる。
こんなにも可愛い子猫をどうして見向きもしてなかったのだろう。
マロを高く上げると頭の中で猫姿のクロ君が過る。
A「マロもサーヴァンプだったりして」
冗談じみた言葉を子猫に問う。
マロの蒼く澄んだ目は純真で返事も甲高い鳴き声。
うん。何も変わらない。
A「なわけないか…あ！
マロのご飯買ってない！」
向こう(ロシア)でもペットを飼うには�爐�ばさん達�瓩眇А構猗�してたよね…。
私はとある人物に連絡をすることにした。
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ナタデココ(プロフ) - 夢主の本性がどのようにバレるのか､果たしてバレないのか、今から楽しみです！！ (2016年9月13日 21時) (
レス) id: 67a39a2c5a (このIDを非表示/違反報告)
レモンティー(プロフ) - 黒乃栖+眞姫那@虚飾.og66661akasim.liarさん» コメントありがとうございます！更新停止の予定は無いのでご安心下さい^_^ただ、学生であるため土日の方が多く更新することがあります。とても励みになりました！これからも頑張りますね( ´ ▽ ` )ﾉ (2016年9月10日 9時) (レス) id: a1258340ec (このIDを非表示/違反報告)
黒乃栖+眞姫那@虚飾.og66661akasim.liar - とっても面白かったです！更新頑張ってください!!応援しています!続き待ってます！更新停止だけはやめてください…！ (2016年9月9日 23時) (レス) id: 1536a576c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レモンティー | 作成日時：2016年7月25日 13時
