18話支え ページ20
ショックのあまり携帯を落としてしまいそうになった。
こんなに期待して…私は馬鹿だ。
クロ「…。」
A「なんで…か、理由…訊いてもいい？」
ダメだ。声が震えちゃう。
携帯を強く握り、泣きそうな気持ちを抑える。
真昼「それは…翡翠さんは�爐海辰疎Ν瓩量簑蠅亡悗錣詆�要はない。
本当は椿に捕まえられた時、俺どんだけ焦ったか…」
つまり、危険なことに私を巻き込みたくないってこと？
早とちりに嫌われてしまったのではと勘違いしていたが本心が聞けて少し落ち着いた。
A「…私も色々混乱していて、吸血鬼なんて今まで会ったことないし信じがたいけど…
私はこの事実を知ってしまった。」
きっと、一人二人で解決できることではない。
A「城田君の力になりたい…です。
無視できることじゃないし、役に立つことがあるか分からないけど。
せめて城田君の支えになれたら本望だよ。
個人的にも…椿の事を知りたいの」
真昼「でもダメだ！翡翠さんには普通に生活してもらいたい。」
一向に引き下がる気配が無いようだ。
少しムキになって城田君の言葉を覆す。
A「城田君が裏で頑張っているのに普通に過ごせるわけないでしょう？
…もしも、城田君と私の立場が変わってたら城田君は私を放っておくの？」
真昼「それは…」
城田君がどれだけ優しくてお人好しなのか私には分かるんだ。
ずっと見てきたの。
そんなくだらない事を考えていると城田君は参ったと溜息を吐いた。
真昼「翡翠さんって意外と熱いとこあんのな。」
これは、男気があると言われているのか。
思い返せばかなり失礼なことを言ったのでは
A「ごめんなさい…」
真昼「褒めてるんだよ。ほら、メルアド交換しよ？」
彼は笑いながら受け流してくれた。
じんわりと温まる心で頬に熱が帯びる。
否定された訳ではなく気遣いだったことに安心している。
やっぱり城田君は優しいんだ。
真昼「これでよし…そういえばクロは他のサーヴァンプの情報ねぇの？」
クロ「メルアドとか知らねー」
これからどうするべきか考え倦ねていると小さな紙が地面に落ちた。
折り目を開くと知らないアドレスが書かれている。恐らく近くで聞いていたのだろう。
真昼「はあ…とりあえず帰るか。
翡翠さんも迷惑かけてごめんな」
A「大丈夫だよ。よっこ…あ」
どうしよう。
正座で足が痺れた。
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ナタデココ(プロフ) - 夢主の本性がどのようにバレるのか､果たしてバレないのか、今から楽しみです！！ (2016年9月13日 21時) (
レス) id: 67a39a2c5a (このIDを非表示/違反報告)
レモンティー(プロフ) - 黒乃栖+眞姫那@虚飾.og66661akasim.liarさん» コメントありがとうございます！更新停止の予定は無いのでご安心下さい^_^ただ、学生であるため土日の方が多く更新することがあります。とても励みになりました！これからも頑張りますね( ´ ▽ ` )ﾉ (2016年9月10日 9時) (レス) id: a1258340ec (このIDを非表示/違反報告)
黒乃栖+眞姫那@虚飾.og66661akasim.liar - とっても面白かったです！更新頑張ってください!!応援しています!続き待ってます！更新停止だけはやめてください…！ (2016年9月9日 23時) (レス) id: 1536a576c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レモンティー | 作成日時：2016年7月25日 13時
