��.『モクテキ』１ ページ17
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「はぁー…」
御国と電話を終えた後、Aは疲れと不安が混じった息を吐きながら、体を伸ばした。
これから、どうしようか。
いくら吸血鬼と主人とはいえ……ヒューはともかく、鉄は従兄弟、弟みたいな存在だ、やはり考えると難しい
( なんかあらぬ誤解を生みそうな感じもするし…… )
冷や汗をかきながらそう考えていると、再び電話が鳴り出す。また、御国さんかな？と思ったが、電話には"綿貫桜哉"の名前がうつしだされていた
「もしもし？」
『______あ、やっと繋がった！』
次いでホッとしたような安堵の声が聞こえてくる。一体どうしたのだろうか
「えっと…桜哉君？ どうしたの？」
『いや、Aこの前 夏祭り行くって言ってただろ？ それで爆発があったっていってたから巻き込まれたのかもって思って…』
「あ、そういう事だったんだ…。ありがとう、大丈夫だったよ。桜哉君の方は？」
『オレはそもそも家から出なかったからなー。
あ、これ伝えてきたの真昼でさ、スッゲー心配してたぞ』
「え、城田君が！？」
真昼、という単語に思わず反応してしまう。自分のことをわざわざ心配してくれてたなんて…
ああ、やはり真昼は優しい…。かぁぁ…と顔が赤くなる
「そ、そっか…城田君が……」
『夏休みで会えなくなるしなー。…………あ、そういえば…A、聞いたか？』
「え？ 何を？」
何かを言いづらそうに桜哉が間を置くと『実はな、今回の爆破で…』と言いながら続けてくる。
……何か被害でもあったのだろうか？ と耳を傾けていると、微かに襖が開く音がした。
「……A、少し話があるんじゃが…」
ひょこっと襖の間から顔を出し、様子を伺っていたのは、ヒューだった。お風呂に入ったのか、先ほどとの服とは異なり、パジャマを着ていた。先ほどから待っていたのか…チラチラとこっちを見てくる
「ご、ごめん 桜哉君。今、呼ばれたから…また後でもいいかな？」
『あっ、そうか 分かった。夜遅くに悪かったな、じゃあまた明日とかに連絡するわ』
「うん、お休み。またね」
通話を切り、携帯を机に置くと、ヒューが襖をしっかりと締めてこちらへ歩いてきた
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風花 - とても面白かったです！これからも頑張ってください！応援してます！ (2016年9月10日 17時) (
レス) id: 32a42eafad (このIDを非表示/違反報告)
ほむほむ - 野良シーンがあっていきなり真昼といたので・・・ (2016年8月8日 11時) (レス) id: d37b1c65cc (このIDを非表示/違反報告)
ほむほむ - どうも！いつも楽しく見させていただいております！質問なんですが、この物語で真昼はクロの主人になっているのでしょうか？ (2016年8月8日 11時) (レス) id: d37b1c65cc (このIDを非表示/違反報告)
神楽(プロフ) - こんばんは！あのヒューの名前の最後の3世の所の3の文字がつぶれてました！ (2016年7月8日 22時) (レス) id: b81e8b71a8 (このIDを非表示/違反報告)
理佳(プロフ) - すごく面白かったです！更新頑張って下さい勝手ながら応援させていただきます！ (2016年7月8日 16時) (携帯から) (レス) id: bd69057826 (このIDを非表示/違反報告)
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