トッケビ×SixTONESの話３ (ページ1)

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noside

あるカフェに高地が向かう

京「あ！高地！」

高「！」

高地はにこやかに京本の席に近づく

ｻｯ

高地がある男とすれ違う

北「,,,」

男は数秒高地を見てから

背を向けて立ち去った

高「,,,」

高地は立ち止まり

９才の時に見た黒ずくめの男を思い出す

『処理漏れ』

高「,,,？違うか」

京「どうしたの～？」

高「いえ！ごめんなさい、遅れて」

京「いいのいいの！、誕生日おめでとう！」

高「ありがとうございます！」

高地が京本から小袋を貰う

京「,,,前から気になってたんだけど
そのブレスレットいつもつけてるね、

すっごい綺麗｡誰かに貰ったの？」

高「そういえば,,,いつから持ってるんだろ？
なんて読むのかもわかんないし,,,

母さんの形見かな？」

京「ふーん、そうなんだ」

高地の手には、あのバングルも、
あのブレスレットもつけられていた

京「高地、いい人居ないの～？」

　
高「そんなの居ないですよ～」

京「ん～？」

高地は京本と楽しそうに話す

京「,,,」

高「,,,ふぅ、今は京本さんが居るけど、
生まれてから一度も大勢に祝われたことないな

まぁ、欲張る訳じゃないんだけど。」

テレビ局の屋上で

一人、１９才のあの時のように

膝にケーキをおいて

ろうそくを一本指す

ライターで火をつけて

高「,,,俺の中から何が消えたの？
ジェシーって誰？、

教えて欲しい,,,」

ふぅ,,,

ろうそくが消されて

ｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯ

ジェ「,,,！」

ジェシーの手から煙が出ていた

"誰か教えて,,,"

ジェ「！？」

ｼｭｳｩｩｩｩｩｩｩ,,,

ジェ「,,,！」

ジェシーは

コンクリートの床の上

高地が座る椅子の

後ろに現れた

ジェ「,,,っ」

高「,,,、？、！」

高地がゆっくり後ろを振り返る

ジェ「,,,ぁ,,,ぁぁ,,,」

ジェシーがゆっくり高地に近づく

高「,,,」

高地はジェシーを見つめたまま立ち上がった

ジェシーはそんな高地に歩みより

強く抱き締めた

高「っ,,,ｸﾞｽｯ,,,」

高地はジェシーの胸で静かに泣き出した

そんな高地を見てジェシーは微笑んだ

高地がゆっくりジェシーの手を離れる

高地「,,,

ごめんなさい

今,,,情緒不安定で,,,

あの,,,

誰ですか,,,？」