悲しみ11個 ページ11
Aと花巻さんの結婚式__
俺はAからも、花巻さんからも誘われていた。
そして晴天の中迎えられた結婚式
新郎新婦の紹介とか、両親への手紙とか、ケーキ入刀とか、色々_
この数年で俺は、Aへの気持ち…恋心を忘れたはずなのに___
国見「(やっぱり…好きだよ…)」
及川「……」
どうやっても忘れられないみたいで、また、悲しくなってくる
国見「(もう、どう足掻いてもAが俺のになる訳じゃないって分かってるのに…それでも、忘れられない…)」
国見「(ねえ、好きだよ…)」
式が終わって、新郎新婦はお色直し。俺たちは披露宴会場に向かっている。
その時___
「英くん!」
国見「A…?」
「はぁ、良かった。間に合って…(汗」
国見「どうしたの?」
「あのね、今日は来てくれてありがと!
私たちが高1の時に英くん、告白してくれたじゃん?あれね、嬉しかったんだよ?」
国見「え…?」
「英くんはずっと、私のことうざいヤツって思ってると思ってたし、うるさいとも思ってたんじゃないかなぁって思ってたから。
でもね、英くんから“好き”って聞いた時はほんとに嬉しかった!」
国見「……」
「これからもこんな仲でいたい!
英くんとは違うけど、私も英くんが好きだから!」
国見「…うん。いいよ」
そして、ふふっと笑った彼女は本当に可愛かった。
「あ、あとね…_____」
国見「え…」
.
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_英くんに告白される前は私、英くんのこと、恋愛感情として好きだったんだよ?
_でもその数日後に貴大さんに告白されて…
_英くんが好きだったから断ってたけど、英くんは私のこと恋愛的な意味では見てくれないって分かって諦めて…
_そんな時に貴大さんにまた告白されて…
_最初は英くんのことを諦めるために貴大さんを利用してた。でもね、
「貴大さんと嘘のお付き合いだったんだけど、だんだん貴大さんのこと好きになってた。
ちょうど英くんに告白された時がそうだったんだよw」
結局は俺がもっと早く気付いていたら、ほんとに未来は、現在(いま)は変わっていたんだ。
俺が___、気付くのが遅すぎただけなんだ…
国見「そう、なんだ…
なんかごめん…」
「ううん、いいの!」
そう笑顔でいう君は、本当に綺麗だった。
また胸が締め付けられて、泣きたくなった。
国見「じゃあ、俺は披露宴会場に行くね…」
「うん!またあとでね!」
.
.
国見「本当に好きだよ」
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夢咲れいな(プロフ) - きゃらめる。さん» っはんかち 泣いてもらえたなら私としては嬉しいですwこちらこそありがとうございました! (2017年4月5日 3時) (レス) id: c817b36781 (このIDを非表示/違反報告)
きゃらめる。(プロフ) - 涙腺がおかしいです助けてください← 泣いた……まじ泣いた…… 何かもう……しんどい……やばいですね……ありがとうございます。(日本語迷子ですみません) (2017年4月5日 1時) (レス) id: fa125faef1 (このIDを非表示/違反報告)
夢咲れいな(プロフ) - なあさん» どうぞもらってやってくださi(((( (2017年4月4日 2時) (レス) id: c817b36781 (このIDを非表示/違反報告)
なあ - 私が国見ちゃんの思いをもらいますよおおあ (2017年4月3日 15時) (レス) id: efe651ba1e (このIDを非表示/違反報告)
夢咲れいな(プロフ) - りなさん» っバスタオル← 泣いてくれてありがとうw文才は無いから気にするな! (2017年4月3日 9時) (レス) id: c817b36781 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れぃな×マサキ x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Mark99371/
作成日時:2017年3月25日 16時