冷たい人はお好き？ (ページ14)

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町へつくと1人の男の人がフラフラと歩いていた。
その人を見て噂話している町の人。
噂話に耳を傾けてみる。その男の人は和己さんというらしい。なんと若い女の人が狙われているようだ。

炭治郎「和己さん！ちょっとお話を聞きたいのですがいいですか？」

『是非聞かせてください。』

和己さんは里子さんが消えたという場所に案内してくれた。

『(…微かに鬼の匂いがする。ほんの少し。)』

和己「ここで里子さんは消えたんだ。信じて貰えないかもしれないが…」

炭治郎「信じます！！信じますよ！！」

突然道の匂いを嗅ぎ出す彼。
周りからみれば不思議な子にみえるだろう。

『奴らは夜活動します。夜まで待ちましょう。』

夜になると鬼の気配が一層強まった。

炭治郎「匂いが濃くなった！鬼が現れてる！」

『そうみたいね。人間の人も一緒にいる。』

炭治郎が一番匂いの濃い所を刀で突くと、鬼が現れた。
これは異能の鬼だ。

『女の人は私が助ける！炭治郎は鬼を任せる！』

女の人の顔がみえたときにすぐ抱えあげ、その場所から離れた。

『(炭治郎。恐らく鬼は分裂できる。気をつけて。)』

心で願いながら女の人を抱え安全な場所まで走った。