第5話 ページ6
第５話
Aside
もう…。
男の人の前でおなか鳴るとか恥ずかしすぎ…。
ス「おなかは正直だよ。」
貴「…。」
ス「あ、そういえばさ。」
な、何すか？ 何か怖いんだけど。
貴「何でしょうか？」
ス「まだ名前聞いてなかったね」
あ、そんなことですか。 良かったぁ〜
貴「Aです。」
ス「Aちゃん？ 素敵な名前だね。」
あらま。嬉しいこと言ってくれるじゃないですか。
貴「ありがとうございます。」
ス「じゃあAちゃん、朝食持ってくるからちょっと待ってて。」
え、ここでたべるんですか！？
見たところ、ここって治療室っぽいんだけど。
ス「あ、ここ治療室だったね。ごめん。」
貴「いえ。」
ス「ダイニングで食べられるかい？」
貴「ええ。」
そう答えた瞬間、スペードさんが私の背中に腕を回した。
貴「ひゃあっ」
何すんのよ！
っていうか、私浮いてない？
え、ちょっと待て。
何で私スペードさんにお姫様抱っこされてんの。
ス「この方が楽だろう？」
こら！ 離せ！ 恥ずかしいでしょうが！
貴「は、恥ずかしいです…。///」
ス「アハハ。顔真っ赤だよ。」
貴「誰のせいですか…。///」
そんなこんなでダイニングに着いて、やっとスペードさんの腕から解放された。
ス「ほら、朝ごはんだよ。」
テーブルにおいしそうな料理がいっぱい乗ってる。
うわ〜！ 超豪華じゃん！
貴「これ、誰が作ったんですか？」
ス「ボクと、助手さ。」
貴「助手!?」
この人、助手なんているんだ。
ス「ダークアイ、ちょっと来てくれ。」
スペードさんが助手さんを呼んだ。
そして向こうから来たのは…、
貴「きゃあっ!!」
包帯男!! 包帯男!! 包帯男〜〜!!!
ス「怖がらなくても大丈夫だよ。Aちゃん、彼が助手のダークアイだよ。」
え、この包帯ぐるぐる巻き野郎がスペードさんの助手？
貴「あ、えっと、こ、こんにちは…。」
ダ「こんにちは。Aさん。」
貴「あの、何で包帯巻いてるんですか？」
ダ「顔を見られないためです。」
いや、何で顔見られたらだめなのよ。
答えになってないでしょっ
貴「と、とりあえず包帯取ってもらっていいですか？」
ダ「はい。」
ダークアイさんが包帯を取った。
え、女の子⁉
包帯の下から出てきたのは可愛いお顔。
隠すなんてもったいない。
ス「Aちゃん、ダークアイ、そろそろ朝ごはんを食べよう。冷めてしまう。」
貴「ええ。」
ダ「はい。」
そうして、私たちは豪華な朝ごはんを優雅に食べた。
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セレーナ エンジェル - 黒アゲハ様は女神様ですか！？ こんな駄作を面白いと仰って下さって。 うれしゅうございます。 (2017年1月1日 1時) (
レス) id: 7995a4a64b (このIDを非表示/違反報告)
黒アゲハ - すごく面白いです！これからも頑張っください。(*^ー^) (2016年12月28日 22時) (レス) id: 2228c3b98d (このIDを非表示/違反報告)
セレーナエンジェル - ありがとうございます！ (2016年10月2日 23時) (レス) id: 7258b2edaf (このIDを非表示/違反報告)
ちひろ - おもしろかったです!これからも頑張ってください♪ (2016年9月18日 20時) (レス) id: 7746acd9a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セレーナ エンジェル | 作成日時：2016年8月15日 0時
