五条悟と同級生のあの人

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過去編入ります




･




とある屋敷内



「どこまで続くのよ この廊下」


「ざっと30分 15kmくらい移動したかな」


「途中つけた印も見当たりませんね」



2級術師の庵歌姫と1級術師の冥冥が2人で合同任務にあたっていた



「となると屋敷に巣食う呪霊の結界はループ構造ではなく私達の移動に合わせてツギハギしているのかもしれないね」


「それか果てしなくデカい結界かですね」


「かもね でもその可能性は低いかな」


そう言いながら冥冥が屋敷の壁に触れるとそこはグニィと可笑しな音をたてながら凹んだ


「二手に分かれましょう
ツギハギ説が1番有力ですよね。二手に分かれてできるだけ速く大きく不規則に動く。呪霊の結界の構成が間に合わなければ外に出られるハズ」


どちらかが外に出られたら応援を呼ぶなりできるという歌姫の提案に冥冥が同意した



その時




ﾋﾟｼｯ




ズンッッ バキバキバキッッ




「助けにきたよ〜 歌姫 泣いてる？」

「ちょ、悟…！ 歌姫さん大丈夫っスか〜？」


「泣いてねえよ！！」


敬語！！とツッコむ歌姫にAはえ、そこ？と言いたくなったがまぁそれどころじゃない



「泣いたら慰めてくれるかな？是非お願いしたいね」


いつの間に避難したのかAたちの後ろに冥冥


「冥さんは泣かないじゃないですか〜」


「(ﾑｶｯ 五条！私はね 助けなんて ───」


そうキレかけていた歌姫の後ろに呪霊が飛び出てくる




ﾊﾞｸﾞﾝｯ



「飲み込むなよ 後で取り込む
悟 弱いものイジメはよくないよ」


が夏油傑が術式を使う



「強い奴イジめるバカがどこにいんだよ」


「それよりお前の方がナチュラルに煽ってるからね？傑君よ」


「あ¨」


「歌姫センパ〜イ 無事ですか〜？」


ここで家入が歌姫に心配の声をかけそれに感動するとすかさずAが「え、私はスルーなん…？」と小声でつぶやく

それに五条が吹き出し、それをまたAが睨む


「硝子！！アンタはあの2人なっちゃ駄目よ！！」


「あはは なりませんよあんなクズ共」


「…いやだから私は？」

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