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10話 ページ11

一織said

『やっぱり一織の部屋ってきっちりしてんな〜』

一織「まあ、私はシャープでストイックなものが好きなので」

そんなに私の部屋が珍しいのだろうか。葉月さんは何か探しているようだ。

『健全な高校生ならあんな本やあんなDVDがあるだろ。どこだ?ここか?ここか?あっ!』

一織「ありませんって...ってそれはっ!」

『一織ってうさぎ好きなのか?エ○本より意外なもん見つけた!』

一織「ちっ違います!それはそのっ、もらいもので、」

『違うのか?耳垂れうさぎかわいいのに』

一織「わかります」

『?』

一織「ち、違います!」

『まあ、どっちでもいいけど。ロップちゃんだっけ?お菓子買ったら当たりでついてきたから一織が好きならあげようかと思ったけど、そうじゃないなら』

一織「限定品じゃないですか!?」

『詳しいんだな(ニヤッ』

一織「////」

『はい、あげる』

一織「え、あ、ありがとうございます///」

完全に葉月さんにバレてしまった。私としたことが。でもあんなの見せられたら。限定品ですよ!レア物ですよ!

『(ふっ、うれしそ。)よし、そろそろ寝るか。俺は下でいいから』

一織「ちょっと待ってください!葉月さんは私のベッド使ってください、お客さんなんですから」

『いやいや、アイドルを床で寝させられないよ!俺普段も床で寝てるから大丈夫。では、おやす』

一織「だめですって!私も大丈夫ですから葉月ベッドで寝てください」

『譲らないなー一織。......じゃあ決まんないし、一緒に寝る?どうぞ、』

一織「え///でも狭いですし、」

『いいから、おいで?(グイッ』

一織「うわっ!」

葉月さんに腕を引っ張られ、強制的にベッドへ。

『いいねぇ〜誰かと寝るのも。暖かいし。』

一織「ちょっ、葉月さん近いです////」

『しょーがねーだろ、ベッド狭いし。』

一織「だから私が下で寝ると言ったじゃないですか。」

『やーだ。』

一織「ってなんで抱きついてるんですか////」

『いーじゃんか、照れんなよ〜』

一織「照れてなんかないですから、ちょっとって....」

『Zzz......』

一織「もう寝たんですか。....かわいい」

綺麗な顔。華奢な体。いいにおい。柔らかそうな唇。葉月さんの顔が目の前にある。
......っ!今私は何をしようとしていたんだ////こんなの人のこと(七瀬さんたち)言えないじゃないか!

一織「あ〜〜〜〜〜」

私は理性と戦い、寝不足で朝を迎えるであだろう。

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SARIS(プロフ) - ルリさん» コメントありがとうございます!頑張ります!!!(*^^*) (2019年8月13日 8時) (レス) id: e277ff2fb9 (このIDを非表示/違反報告)
ルリ(プロフ) - 更新頑張ってください!!応援してます!!! (2019年8月13日 0時) (レス) id: f44adf4250 (このIDを非表示/違反報告)
SARIS(プロフ) - aisanjing993さん» 返信遅くなりすみませんm(_ _)mコメントありがとうございます!とても嬉しいです(*T^T)頑張って更新します!! (2019年8月9日 19時) (レス) id: e277ff2fb9 (このIDを非表示/違反報告)
aisanjing993(プロフ) - ファンになっちゃいました!これからの投稿楽しみにしています! (2019年6月28日 0時) (レス) id: 24a7d93670 (このIDを非表示/違反報告)
SARIS(プロフ) - りんごさん» コメントありがとうございます!面白いなんてとても嬉しいお言葉です(T_T)頑張ります! (2019年1月25日 21時) (レス) id: 03f6c7b79f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:SARIS | 作成日時:2018年12月4日 15時

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