転生したら最強美少女になってしまった事件【鬼滅の刃】

35の型 ページ37

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「ねぇ私ずっと考えてるんだけど、男の人って積極的な女の子と控えめな女の子どっちが好きなの？」



「えぇ…それは人それぞれじゃないですか…？」



「ちなみに清くんはどっちが好きなのかい？」


ニヤニヤしながら清くんをみれば、清くんは案の定頬を染めて目を逸らす。清くんったらピュアボーイだなぁ。可愛い。


「……今好きな人は控えめな方だと思います。」


「なーに好きな人思い出して照れてるのよ〜このこの〜！！」


「わっ、ちょっとやめてください…っ！」



「清くん本当可愛いなあ〜！頭撫でただけでこの反応はもしかして童て… 「Aさん！！」



わお、突然大声出さないでよ。鬼が来たらどうするのよ(今更)。



童貞を恥じること無いじゃん。私だってこの世界ではまだだよ。仲間だよ清くん。まぁ前の世界でも2次元極めすぎてお付き合いというものをしたことはないんだけどね。



だから勿論初めてを誰かに奪われることもなくこっちの世界に来たんだけども。やっぱり初めては時透くんがいい。いや時透くんじゃないと嫌だ。



「お互い初めては好きな人に捧げようね！素敵な夜を過ごそうじゃないか！！」



「…Aさん顔は良いので、もう既に時透さんと済ませてるかと思いました。」



「うっ…、なにを…(10000のダメージ)！！私だって出来ることなら早く奪って欲しいよ！？やっぱり顔が良いのに手を出して来ないってことは何かが足りてないのかな………



……チチか！？色気が足りないのか！？うわぁぁああん！！！」



顔を手で覆い泣くフリをするも、清くんは盛大な溜息を漏らす。



そして私は清くんの次の言葉で、人は顔だけではないことを改めて学ぶのであった。







「……やっぱり、性格が難ありなのでは。」





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