32の型 ページ34
.
ーーーー
「伊之助、この屋敷ってあれでしょ？鬼が出る屋敷でしょ？」
「はっはっは！！上等だぜ！！おい子分嫁、俺に付いて来い！！」
「子分か嫁かどちらかにしてくれるかな。伊之助私のこと守ってね」
「子分を守るのが親分だからな！黙って俺に守られてろ嫁！！！」
「おやおやおや、子分なのか嫁なのかもう分からないぞ。」
私達が来たのは、例のアレだ。原作にもある鼓ポンポン鳴らしてコロコロ部屋が変わるあれだ。原作を知っているからこそすぐ分かった。
ということは、３日後には炭治郎と善逸、さらには禰豆子ちゃんにも会える。３日間はこの国宝級顔面の伊之助と２人きり。
ふふふ、２人きり………
「おい子分A嫁、ヨダレ垂らしてねぇで早く行くぞ！！！」
………おっといかんいかん、美少女にヨダレはだめだ！！
「というか名前呼べてるじゃん！遂に全部くっついちゃったよ！ちょっと置いていかないで！！」
私は急いで屋敷に入る親分伊之助についていった。
中に入ると案の定気味が悪い。胸が気持ち悪くなる程の匂いだ。
「伊之助、私伊之助の顔好きだから猪頭取ってよ。」
「あ？嫌だな」
「がーん、悲しい。私悲しい！！！」
獣の王だから、と猪頭を被った伊之助。まああれだな、この中身があれ程素敵な顔面だと思えば、例え猪だろうと愛せるわ。あいらぶゆー！！
「いのす……… 「…あっちに鬼がいる気がするぜ！！猪突猛進！！！！」
「えっ、ええ！？突然走る？うそじゃんはぐれるじゃん！？」
突然走る伊之助。早すぎて付いていけない。おい子分を置いていってるぞ、親分伊之助。親分としての自覚が足りないぞ伊之助。
そんな事を思いながら必死に伊之助の背中を追いかけていると、�爛櫂鶚瓩搬生櫃硫擦�鳴り響いた。
そしてその音と同時に伊之助の姿は消えていなくなり、私は独りぼっちに。
「うわぉ、早速親分伊之助と逸れてしまったわ。」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1899人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
廣岡唯 - 面白い続きが観たい…しのぶちゃーん (11月4日 10時) (
レス) @page39 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
夜空 - 原作まんま！ということは！しのぶちゃぁぁぁぁん！((T_T))更新頑張ってください！ (2021年4月7日 23時) (レス) id: 587626ec74 (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - 続き、がんばってください！待ってます！良かったです！ (2020年8月22日 10時) (レス) id: 11a9c593be (このIDを非表示/違反報告)
はーちゃん - 素晴らしい作品です。！ (2020年3月19日 22時) (レス) id: 3ad67a8a12 (このIDを非表示/違反報告)
りうぉーり(プロフ) - 原作まんまってことは、、煉獄さん。(T . T) (2020年3月4日 2時) (レス) id: 82dc9ef354 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：セラ | 作成日時：2019年9月16日 11時
