☆8話★ ページ10
私は、さっきのことが気にかかり、トボトボと歩きながら家に帰っていた。
財前君、怒ってたみたいだったな…。
そりゃ東京にいた私が大阪の人を名前だけでも知ってるなんて、おかしな話だけど…
ん？確か謙也さんはテニス部って侑士さんが言ってたっけ？
ならその謙也さんを知っている財前君もテニス部なのかな？
うわー今日謙也さんにコレ渡さなきゃいけないのにー(泣)
財前君になんて顔して会えばいいんだ…。
なんて考え事をしていたら、木の上からいきなり人がふってきた。
『うわっ！！』
？？「クンクン…なぁねえちゃん！なんか食いもん持ってるやろ！？ワイめっちゃお腹空いてんねん。なんかくれへんか？頼むわ！」
制服から見るに、四天宝寺の子だな。私よりちょっと小さい。年下かな？
ていうかどんな嗅覚してるの！？
？？「なぁなぁ〜。」
『あ、弁当あるよ！そこの公園で食べよ！』
？？「ほんまか！？ねえちゃんおおきに〜！」
私達は近くの公園に移動して、ベンチに座った。
『はい、どうぞ。』
？？「ほんまにおおきにな！助かったわ〜。」
『どういたしまして。』
遠山「あ、ワイは1年の遠山金太郎や。よろしゅう！」
『私は2年の白羽（人2）。よろしく』
私が自己紹介している間に遠山くんはすでに弁当箱の蓋を開け「いただきまーす」と元気よく言っていた。
遠山「もぐもぐ…これねえちゃんが作ったんか！？めっちゃうまいでー！」
私を褒めてくれた人はなかなかいなかったので嬉しかった。
『うん、私が作ったよ！喜んでもらえてよかった』
弁当持ってきてよかったかも(笑
遠山「ごちそうさーん！」
まだ10分もしていないのに食べ終わっていた。
『うわ！遠山君食べるの早いね！もうなくなっちゃった…。』
私は空っぽの弁当箱を受け取り、カバンにしまいながらそう言った。
遠山「金ちゃんでええで！だってめっちゃうまかったもん！」
『ふふ。ありがとう。』
遠山「ワイ部活に行かないかんで、そろそろ帰るわ！また今度お礼にたこ焼き奢ったるで！じゃあなー！」
『お礼なんていいのに…ありがとう』
金ちゃんが帰り、私も家に帰ることにした。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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Siroちゃん(プロフ) - ぴのんさん» コメントありがとうございます！面白いなんて…嬉しい限りです！四天宝寺最高ですよね！お気持ち分かります(*´∇｀*)立海まで頑張りますのでもう少々お待ちください！ (2018年4月25日 21時) (
レス) id: 8b4d2b7707 (このIDを非表示/違反報告)
ぴのん - 面白いです！四天宝寺最高です！これから立海も出てくるのか、楽しみ！ (2018年4月25日 21時) (レス) id: 1068eb0090 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Siroちゃん | 作成日時：2017年12月14日 21時
