☆11話★ー財前sideー ページ13
『はぁー。再登校なんてめんどいわ。』
今日部活なしでよかったやん。
まああの転校生来るかもしれんから、しゃーないんやけどな。
めんどくさがりながら、俺は学校に向かった。
最初見たときはあいつミーハーって感じやなかったんやけど…。人は見かけで判断するなとはこのことやな。
しばらくして学校に着いた俺は、コートに向かい、部活の準備をした。
『あ、謙也さん。』
謙也「なんや財前、今日はえらい早う来とるがな。雨でも降るんちゃうか？w」
は？わざわざ謙也さんなんかのために来てやったってのに。
『謙也さん、うざいっスわ。』
謙也「冗談や、冗談！』
？？「おーい謙也〜！」
謙也「なんや？白石。」
白石「謙也に渡したいもんがあるっていう人がおったで〜。」
渡しもん？まさか、あいつか？
謙也「んー誰やろ？俺が知っとるやつか？」
白石「いや、多分謙也の知らんやつやで。ちょっとこっからはみにくいから、こっち来てや。」
そう言い、2人は行ってしまった。
誰や…？めっちゃ気になるわ…。
着いて行きたいけど、もし転校生じゃなかったらただのストーカーになってまうわ。
そんなのはごめんだと思い、俺は部室に戻ることにした。
少ししたら、部長が戻ってきた。
白石「いやー謙也にプレゼントかー。謙也も青春への第一歩を踏み出したな〜。」
『部長、謙也さんにプレゼント渡した人ってどんな奴っだったんスか？』
白石「んー左目に眼帯つけとったな。なかなか可愛らしい子やったで！」
やっぱり転校生だったか…。
白石「よーし、そろそろ部活始めよか〜！」
俺は部長に続いてコートに向かった。
白石「謙也〜！そろそろ部活始めるで〜！」
部長が声をかけた方を見たら、謙也さんと転校生がいた。
謙也さんは青のリボンがついた白い箱を持っていた。
…なに渡してんねん。あぁーさっき謙也さんに着いていけばよかったわ。
なんて後悔しながら、俺はあいつを睨んだ。
そしたらあいつもこっちをみて、ばちっと目が合った。
あいつはすぐ目をそらし、帰っていったが、俺はその姿が見えなくなるまで睨んでいた。
ー財前sideー終了
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Siroちゃん(プロフ) - ぴのんさん» コメントありがとうございます！面白いなんて…嬉しい限りです！四天宝寺最高ですよね！お気持ち分かります(*´∇｀*)立海まで頑張りますのでもう少々お待ちください！ (2018年4月25日 21時) (
レス) id: 8b4d2b7707 (このIDを非表示/違反報告)
ぴのん - 面白いです！四天宝寺最高です！これから立海も出てくるのか、楽しみ！ (2018年4月25日 21時) (レス) id: 1068eb0090 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Siroちゃん | 作成日時：2017年12月14日 21時
