赤目の少女と王子様～Part 2～ (ページ26)

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☆74話★ ページ26

跡部「やはりお前、ここにいたのか…！」

久しぶりの再会に嬉しくて胸が張り裂けそうになる

『はい。お久しぶりですね！景吾さん』

(景吾さんには色々と苦労をかけたから…懐かしく感じるなぁ)

そんな思いをしながら私は精一杯の笑顔で景吾さんに挨拶をした

跡部「あぁ。元気そうでなによりだ」

フッと笑いながら景吾さんはそう言った

すると、景吾さんの後ろから賑やかな声が聞こえた

私の知ってる声がたくさん…

ー

？？「お、おい！おめーら邪魔だって！(汗」

？？「いや自分が一番邪魔しとるやんか」

？？「ちょ、ちょっと落ち着いてください！」

？？「くそくそ！長身は黙ってろ！！」

？？「静かに…してください」

？？「もう何を言ってもダメだと思うぞ」

？？「手遅れだね(苦笑」

ー

どんどん騒がしくなる声にみんなが景吾さんの後ろへ注目する

跡部「あいつら…」

呆れたようにはぁーと、景吾さんはため息をついた

そんな景吾さんとは正反対に、ジローさんはわくわくした表情をしていた

ふとみんなの方を見ると、どうやら(金ちゃん以外)誰がいるのか分かったようで口々に話し始めた

白石「相変わらず賑やかやなぁ(笑」

財前「人のこと言えないッスけどね」

謙也「あーあれや、俺2番目に喋った奴完全に知っとるわ」

遠山「え、ちょ、ワイ分からへん！誰や！誰がおるんや！？」

『お、落ち着いて金ちゃん！』

金ちゃんを落ち着かせながら私は考えた

(やっぱりあの声は…)

忘れもしない、大切な人達の声。私の…

“会いたい”人達が…すぐそこに

景吾さんの方に目を向けると、景吾さんは頷きながら手を高く上に上げた

そしてパチンと指を鳴らし、こう言った

跡部「出てこい！てめぇーら！」

まるで“氷帝コール”を求めるかのように…

それと同時に騒がしい声は静まった

(もしかして、本当に…)

胸がキュッと縮まる

(本当に氷帝のみんなが…)

そんな期待をしながらただじっと見つめていた

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なんか四天宝寺と氷帝がもとから知り合いみたいになると思うんですけど…(もうなってるかもだけど)

そこは気にしちゃダメです！だってPart 1にありましたよ。

原作は無視って…確か…あったはず…です。