ポケモンヒーローズ～オムニバス・サイドストーリーを目撃せよ!～4 (ページ22)

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山田「ラウール､ちょっといいか?」

ラウール「あっ､はい｡(知念と嶺亜に)すみません､ちょっと失礼しますm(_ _)m」

ラウールは知念と嶺亜に頭を下げるとグラエナ､

山田とヒノアラシとラビフットと一緒に部屋を出た｡

ラウール「どうしたんですか?」

山田「あぁ｡昨日さ､3回戦の第1試合に出ていたエリカっていう女子コーディネーターが出ていただろ?」

ラウール「その人が､どうかしたんですか?」

山田「その試合終了後､知念が急にゲストルームを飛び出したんだ｡エリカと話してくるって｡で､知念がエリカの事を思って説教したんだけど､説教を聞いてイラついたのかムキになって知念にバトルを仕掛けてきたんだよ」

ラウール「えっ…」

山田の話を聞いてラウールはポカンとしてしまい､黙ってしまう｡

山田「知念がいなくなって心配したアイツのマネージャー(岩田真紀)さんが探しに行って､俺も探しに行ったら大野博士に会ったんだ｡そしたらすぐに､エリカとペアを組んでいた雲母さんが助けを求めてきて､2人の元に行ったらアイツらが揉めていてさ(-_-;)｡大野博士のメガニウムが止めてくれたから良かったけど､エリカは反省ゼロで(-_-;)…｡雲母さんが『謝ってよ!』って言ったんだけど､そんなことしなかった」

ラウール「(うわ…エリカさんって､最低な人だな…)」

山田「ここからが問題だ｡知念は仲直りしようと握手を求めたけど…」

ラウール「はい…」

山田「アイツ､知念の事を叩いたんだぜ( ｀ー´)!?」

ラウール「ええっΣ( ﾟДﾟ)!?」

山田「そのせいで､雲母さんはエリカと絶交してペアを解消｡仲が悪くなっちまった｡一方､知念は落ち込んじゃって､俺はアイツの話を聞いてやったんだ」

ラウール「そんな(´・Д・｀)…」

山田「あんな高飛車で無礼なコーディネーター､放っておけよって知念に言ったんだけど､知念はどうしてもエリカの事を気にしているみたいなんだよ(ーー;)…」

ラウール「そういえば､藤ヶ谷くんが『エリカってコーディネーターのアリウム大会のコンテストバトルは､見ていて良い気分はしなかった』って言っていました」

グラエナ「ガウ」

山田「知念も同じ答えだ｡その後､藤ヶ谷くんにエリカに説教したことと叩かれた事を電話で言いつけたらしいんだ｡藤ヶ谷くん､困っていた反応していたな(ーー;)…」

ヒノアラシ「ヒノ…」

ラビフット「ビフ…」