ポケモンF&M～ダークポケモンをリライブせよ!～4 (ページ26)

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その頃､カランコエ地方では… 1 ページ26

～カランコエ地方､ツバキシティとリンドウシティの間の道路～

加藤「ツバキシティのジムリーダーに会って､ダークポケモンの取材を聞こうと思ったんだけど…」

小山「ジム戦中で､それどころではないって受付に言われたな」

アルトテレビ局のリポーターの加藤と相棒であるカメラマンの小山が､

ツバキシティとリンドウシティの間の道路を歩いていた｡

二人はカランコエ地方に現れたダークポケモンの取材をするため､

まずは各ジムリーダーに話を聞くことにしたのだ｡

加藤「それにしても､『ポケモーニング・ナウ』のコーナーである『トレーナーモーニングリサーチ!』から夕方のニュースのリポーターに移籍だなんて…」

小山「いいじゃん｡本格的なリポーターの仕事が､これから始まるんだよ」

加藤「まぁね…」

すると､小山が「あっ､バッテリーが切れそう」と鞄の中からテレビカメラのバッテリーを取り出して変えた｡

加藤「しかし､ダークポケモンは一体､どこに…うん?」

加藤と小山が見つけたのは､通行止めの看板が｡

ダークポケモンかもしれないと思った二人は､入ろうとする｡

「ここは､立ち入り禁止ですよ」

そこに現れたのは､茶髪の青年と彼のパートナーであるポケモン・ヘルガーだった｡

小山「すみません!我々､アルトテレビ局の者でして…」

河合「あっ､テレビ局の方々でしたか」

加藤「はい｡レーゲン地方にあるアルトテレビ局のリポーター､加藤シゲアキです」

河合「レーゲン地方…あぁ､あそこか」

加藤は名刺を取り出して､お辞儀をしながら差し出した｡

河合「俺は､河合郁人｡リンドウシティのジムリーダーであり､今回のダークポケモンの調査のリーダーを務めています」

河合も､名刺を差し出した｡

加藤「我々､ダークポケモンについて取材しています｡ここで､調査していると聞いたので来てみたのですが」

河合「なるほど｡俺の分かる範囲でしたら､お答えしますよ」

加藤「ありがとうございます!」

河合「とんでもありません｡一刻も早く､解決したいですからね」

加藤「小山､ここで中継するからテレビカメラの準備してくれる?」

小山「分かった!上司にも､ここで中継するって連絡しておくよ」

こうして､加藤と小山は最初にリンドウシティのジムリーダー､河合郁人に話を聞くことになり､夕方のニュースの中継の準備をするのであった…｡