主人公はあたし。【美少女戦士セーラームーン】

moon07 ページ8

『うっ…くううぅっ』

……

ﾋﾟｶｯとブローチが音を立てあたしたちの変身がとける
『なんで！？』
う｢銀水晶の光が消えちゃうっ！｣

あたしたちは自分たちのブローチを受け止めるためにうずくまる

ﾏｰｷｭﾘｰ｢あらあらお勉強疲れ？｣
ｼﾞｭﾋﾟﾀｰ｢働きすぎかな？｣
ｳﾞｨｰﾅｽ｢それともお昼寝不足かな？｣
ﾏｰｽﾞ｢2人ともぉ、そろそろ引退した方がいいんじゃなーい？｣

なにこれ…みんながこんなこというはずない…
う｢こぉのぉぉみんなの裏切り者ぉぉ！｣
勢いよく誰かの首を締め付けるうさぎ。

『待って！うさぎ！それ………』

……

｢ニャァァァァァァ！｣
『っ！』

ルナの声で目が覚めたあたし。
ﾊﾟｼﾊﾟｼﾊﾟｼと強烈な猫パンチをうさぎにくらわすルナ
う｢ぐっ…ゆ、夢？｣

さすがのうさぎも起きたみたい。
でも…
『夢じゃないのよ…』
う｢光が戻らなければ私たちはもう変身できないかも…｣

ﾙﾅ｢2人ともっ｣
『あたしたちセーラー戦士を引退しなきゃいけないのかな』
ﾙﾅ｢そんなことないわよっ｣

う｢『でも銀水晶が…っ』｣
ﾙﾅ｢大丈夫よ！きっとなんとかなるって！｣
私たちはブローチを胸に引き寄せる。

ﾙﾅ｢元気だして2人とも！そーだっ！うさぎちゃんは衛さんに相談したら？｣

いーな。うさぎは衛さんっていう素敵な彼氏がいて…
う｢え…でも…｣

といいあたしの方をチラッと見るうさぎ。
双子だから考えてることはわかるよ
自分だって今辛い時なのにあたしのこと心配してくれてるんだよね？

そういうとこ、うさぎのこと好きだなって思うなあ
『ほら、うさぎ行っといで！』
う｢A…ありがとう｣

うさぎは急いで準備をして出かけて行った

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ラッキーパートナー

愛野美奈子

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