主人公はあたし。【美少女戦士セーラームーン】

moon19 ページ20

〜♪
クラシックな音楽が流れているここは、クラウンとはまた違ったお洒落なカフェ。雰囲気までもが優雅。

なぜあたしがそんな所にいるかというと…
う｢美奈子ちゃん、あの2人恋人同士なんじゃあ？｣

そう、美奈子ちゃんが大層はるかさん？を気に入ってしまったらしく三人で追いかけてきたのだ。
と言ってもこっそりつけてきたあたしたちは入口の壁にくっついて様子を伺っているのであった。

美｢決めたわ。｣
『？』
美｢やっぱりあの人なのよ。私の探していた理想の男性は。｣
う｢ひぇえぇぇっ！？｣
『ちょっと美奈子ちゃーん。あの人にはあーやって綺麗な恋人がi』
美｢そんなのあの2人に聞いたわけじゃないでしょ｣

そう言った美奈子ちゃんは店員さんのもっていたコップに入った水をグイッと飲みほし、またおぼんにコップを置いた。

店員｢あの、お客様？お席の方へ｣
美｢シッ！｣
店員｢は？｣

そりゃあ、はっ？ってなっちゃいますよね。
すいません。
もうこれ水にお金払いたいぐらいだよ…

…

…

カフェを出た2人をあたしたちはまだ追いかけていた。
『やっぱり恋人同士なんじゃない？』
美｢2人とも、もう付き合ってくれなくてもいいわよ。後は1人でやるから！｣

ええ。それはあたしもあの人気になるしい
う｢えー！やぁだー！あたしもあのかっこいい人気になるぅ！｣

美｢『うさぎ/うさぎちゃんには衛さんがいるでしょ！！！』｣

珍しく美奈子ちゃんと私の声が重なる。
うさぎは図星をつかれたように顔をひきつらせた。


美｢ほらっ、もう別れたじゃない！やっぱり恋人同士じゃなかったのよ！｣

はるかさんが入っていった工場？みたいな所へとあたしたちも近づいて行った。



車の修理場？
こんなとこに来るなんてよっぽど車が好きなんだなあ

美｢ほらっ！もうレイちゃんのとこ行かなきゃダメでしょー！｣
う｢やだやだー！あたしもあのかっこいい人気になるぅ！｣

『いや、待って？2人とも行かなきゃだめなんだからね？』

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ラッキーパートナー

愛野美奈子

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