ローズとレインボーのガーディアンズ戦記(SZ×JW) 21 (ページ31)

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中島健人side

濱田「兎にも角にも足さえ止めたらお3方がなんとかしてくれるやろ‼『ウィング・トルネード』‼」

重岡「濱田先生⁉」

濱ちゃんが思いっきり強風を起こす

皆、飛ばされないように必死だ

それは俺たちだけじゃなくて操られている4人も

中島「『スプラッシュ・ミスト』‼」

俺はその間に目眩しをする

重岡「大変であります‼」

濱田「どうしたんだね重岡くん‼」

なんか始まった…

重岡「我々誰も拘束技を持っておりませぬ‼」

濱田「なんですと⁉」

コントが始まっているけど…確かにここにいるガーディアンズは誰も拘束技持ってないなだよな…

中島「…そうだ‼」

俺はシゲちゃんと濱ちゃんを呼び寄せて話をする

重岡「…ありやな」

濱田「俺は何してれば…」

中島「俺らを乾かす風を」

濱ちゃんは大きく頷いた

中島「よっしゃ行くよ『スプラッシュ・アイシクル』‼」

氷柱を出して

重岡「『インフェルノ』‼」

シゲちゃんがそれを溶かす

中島「淳ちゃんの真似ごと‼『スプラッシュ・ダイヤモンドダスト』‼」

溶けたことによってできた水を凍らせて足元を凍らせた

4人は完全に足が止まってしまい、その間に照が気絶させた

俺らはびしょびしょだ

濱田「ほな、行きまっせー。『トルネード』‼」

濱ちゃんが服を乾かしてくれる

岩本「先に行っててください」

重岡「でも…」

裕翔「大丈夫です」

八乙女「一応、戦えるんで」

俺らはスプレーを回収した後、その言葉を信じて皆のもとに向かった

松島聡side

向井「うぅ…」

康二くんと高木くん、薮くんと神ちゃんが目黒くんとラウールを必死に止めている

桐山「松島」

松島「ん？」

桐山「フォレスト・ウィップより強い拘束技あるか？」

一応あるけど…

松島「皆を傷つけるわけにはいかないよ」

桐山「そこをなんとか‼」

うぅ…

松島「…わかった。『フォレスト・ルート・プラント』‼」

無数の根っこを出して、嵐さんと目黒くんたちを拘束する

必死になってもがいているのはすぐに切れてしまいそうだ

神山「康二‼」

向井「ごめん‼」

康二は謝りながら2人に

薮「すいません、嵐さん」

薮くんは嵐さんに発砲した

ガクっとうなだれて気絶する

スプレーが転がり落ちてきてそれを神ちゃんが回収する

目を見て頷いて駆け出した