ローズとレインボーのガーディアンズ戦記(SZ×JW) 21

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NO side



2人は背中を合わせて、ミュージックタクトを高く上げる



頭上には赤色とピンク色の音符が無数に現れたのだ



重岡と小瀧はそれぞれの色に光っているクリスタルドームを回す



重岡&小瀧「今こそ響け!!虹色の音楽!!」



その音符達は1つとなって行き、終いには大きな音符となる



重岡&小瀧「『スマイル、ピーチ・インプロヴィザッツィオーネ』!!」



音符は一直線に部屋全体に広がっていく



重岡&小瀧「フォルテッシモ!!」



その掛け声と共に音符は消える



部屋は壊れ、重岡と小瀧の意識も消えた



小瀧 望side



小瀧「…ん」



そっと目を開けるとそこはアジトやった



神山「あ、ようやく起きた」



小瀧「神ちゃん…」



神山「勝利がシゲと倒れてるところを発見したんやで」



そうやったんか…



重岡「あ…ここ…は」



シゲも目覚めたみたいや



重岡「…なぁ、俺。守のこと保護した方がええかも知れんと思う」



目覚めて早々そんなことを言った



藤井「…なんで急に」



重岡「俺と小瀧はガーディアンズの力で目覚められたけど、守1人でこんなことに巻き込まれたら目覚められん気がしてな。…手遅れになる前にって思っただけや」



これは俺も賛成や



もう2度と同じ思いもしたくないしな



濱田「風邪2人も雅純も賛成やからな。これで俺らは全員賛成ということを健人とかに伝えとくで」



俺とシゲは目を合わせてそっと微笑んだ



濱田「そうや、暇やからなんかゲームやらへん？」



神山「それやったら俺やりたいやつあんねん」



小瀧「何やりたいん？」



神山「『人狼ゲーム』なんやけど…」



重岡&小瀧「それだけはごめんや〜‼」



　



　



　



　



　



第108話 『賛成と反対、白と黒。俺らが選ぶのは…』 終わり

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