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聡サイド
聖くんが一人で戦っている｡
それも､全てをめちゃくちゃにされた
復讐の相手であるスワンに｡
スワン「ジャニーズの事なんか大嫌いとか､彼らをガーディアンズだとネットでばらすと言って脅したくせに!」
聖「あんたのせいで､僕はパニック障害になったんだ!パニック障害にさせて､あの人たちを追い詰めさせようと僕を利用したんだ!死んだ後も､あんたの事を恨んでいたからな!」
スワン「恨んで結構よ!」
ああっ､俺も戦えれば…｡
淳太「松島!」
聡「淳太くん!」
アイシング・ガンを構えた淳太くんが､現れた｡
聡「ごめんなさい…俺…」
淳太「話は､ゆっくり聞くわ｡今はスワンを倒さな!」
泣きそうな俺に淳太くんはそう言うと､
アイシング・ガンで俺を拘束されている糸を
切ろうとする｡
聡「淳太くん､ガーディアン・ガンじゃ無理です!」
淳太「しゃあない!レインボー…」
バンッ!
発泡の音がした｡
聖「うっ…」
聡「聖くん!」
スワンに撃たれた聖くんが､胸を押さえていた｡
健人サイド
大毅「やっと着いたで…」
照史「俺､疲れてもうた…」
異常気象の霧の中､ようやくホテルにたどり着いた｡
俺たちは疲れて､ロビーの椅子に座る｡
少し休んでから､部屋に戻るか…｡
棗「健人さん､重岡さん､桐山さん!」
なっちゃんと雅純が､俺たちに気づいてやって来た｡
そんなに慌てて､どうしたんだ?
棗「ご無事で良かった…」
大毅「慌てていたみたいやけど､何があったんや?」
雅純「あっ､そうだ｡実はさっき…」
雅純の話を聞いた俺たちは､急いで部屋(風磨・勤・澪・雅純の部屋)に行くと､
健人「っ!!」
そこで見たのは､傷だらけで動けそうにないマリウスと絵恋ちゃん､
同じく傷だらけで動けそうにない望と五月女さんの姿だった｡
照史「望!誰にやられたんや!?」
望「ううっ､メロディや…｡爾ちゃんと一緒に､ボロボロにされてもうた…」
爾「私が悪いの…勝手な…行動したから…」
彗奏「本当よ!足を怪我した状態で､絵恋を探しに行くなんて!」
彗奏が五月女さんの傷を薬で塗りながらそう言うと､
五月女さんは「申し訳ありません…」と謝った｡
健人「マリウスと絵恋ちゃんは､誰に!?」
洋翼「舞だ｡二人を痛めつけて､崖から落としたらしい｡まぁ､二人とも運良く川に落ちて逃げてきたから良かったけど…」
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作者名：セーラーローズ&慧jump x他1人 | 作者ホームページ：http://wakabassl
作成日時：2020年5月3日 19時
