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神山は駆け出す
エンペラー「お前も凍れ‼」
エンペラーは引き金を容赦なくひいた
神山「『ファイヤーフラワーズ』‼」
しかし、氷の銃弾は神山の技によって消えてしまったのだ
エンペラー「何⁉」
神山の技の多くが植物系、よって自然に固まることがないのだ
さらに『ファイヤーフラワーズ』は花弁が『炎』とともに燃え上がる
エンペラーにとって『炎系』の技は弱点そのものなのだ
エンペラー「この…‼」
エンペラーはさらに発砲する
神山「おりゃぁ‼」
神山も負けじと月虹剣で弾く
ついにエンペラーは押し負けてしまった
神山「決着…付けさせてもらうで」
神山「我に音楽の力を。ミュージックタクト!!」
レインボーパレットについた音符のボタンを押すとミュージックタクトが出てくる
ミュージックタクトのクリスタルドームには赤、ピンク、オレンジ、黄色、緑、紫、青、黒色がある
神山「集まれ!!虹色の音楽の力!!」
神山は『レインボーシード』をミュージックタクトにはめ込むとクリスタルドームが緑色に光り始めた
神山「壮絶の『ソ』!!」
ミュージックタクトを高く上げる
頭上には緑色の音符が無数に現れたのだ
神山は緑色に光っているクリスタルドームを回す
神山「今こそ響け!!虹色の音楽!!」
その音符達は1つとなって行き、終いには大きな音符となる
神山「『ファッションリーフ、ブリッランテ』!!」
音符は一直線にエンペラーへと向かう
そしてそのまま包み込んだ
神山「フォルテッシモ!!」
その掛け声と共に音符は消える
エンペラーがいた場所にボタンが落ちており、それを神山は押した
藤井 流星side
藤井「…ん」
なんだか暖かかったので目を開けると目の前に望の顔があった
藤井「うわっ‼」
小瀧「流星起きたでー」
望がリビングに大声で合図をした
藤井「なんで…ここに?」
俺が寝ていたのは自分の部屋やった
小瀧「神ちゃんと雅純に感謝し。気失っとった流星担いで帰ってきたんやから」
藤井「…そうや、俺。エンペラーとの戦いで気失ったかんか」
小瀧「結果が2人とも風邪なんやから。今日はもうしっかり寝‼」
冷えピタを雑に貼ると望は部屋から出て行った
俺は微睡ながら元気になったら神ちゃんにお礼を言おう思って寝た
第104話 『極寒の脱出ゲーム⁉』 終わり
第105話 エンゼル、戦士脱退!?冷凍室の戦い!!→←104-5
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作者名:セーラーローズ&慧jump x他1人 | 作者ホームページ:http://wakabassl
作成日時:2020年5月3日 19時