第104話 極寒の脱出ゲーム!? ページ29
小瀧 望side
時期は2月下旬
寒さもまだまだ続くが、桜が咲きそうな感じになってきている
今日は俺はオフ
だから少し来たかった場所に来た
小瀧「…パロット」
それはパロットの墓参りやった
静岡で買った日本酒と花を添えて手を合わせる
どこからかパロットの声が聞こえてきそうやな
小瀧「さようなら、パロット。…いや、勝山さん」
俺はそう言ってお墓を去った
『もう帰るん?また来てな』
バッと振り返ると一瞬だけパロットがいたような気がした
俺は首に巻いたオレンジとピンクのストールをしっかりと締めるとまた歩みを進めた
藤井 流星side
カメラマン「はい、OK‼」
カメラマンさんの声が通る
今日は神ちゃんとの雑誌撮影や
神山「やっぱ俺、流星の隣嫌や」
藤井「なんで」
神山「ちっちゃくないのにちっちゃいって勘違いされる‼」
それは…取り返し付かんことや
神山「そう言えば聞いたか?ちさ子さんのヴァイオリンコンサートにメロディ現れたらしいで」
藤井「聞いた。しかもちさ子さんからメロディ討伐を頼まれたんやったな」
そう考えるとメロディのヴァイオリンの腕はアダではなかったんやな
撮影が終わり、楽屋に戻るなり神ちゃんがブラウンケットを羽織ってソファに座った
藤井「どうしたん、風邪でも引いたん?」
神山「なんか途中から急に寒くなって耐えられんくなってな。少し寝てもええ?」
俺は別に大丈夫やしとOKをする
神山「そうや。俺のバックの中にストールが入っとるから…」
途中で会話が切れたと思うと寝てしまっていた
俺は神ちゃんのバックの中を覗かしてもらうと、オレンジをベースにした青色のストールが入っとった
藤井「これ…一生のストールやん」
神ちゃんがメンバーと雅純の分を作ってくれたんかな
それは眠くなるわ
藤井「…台本読むか」
俺はドラマの台本を広げて読んどったけど
藤井「…ネム」
結局睡魔に勝てずに寝てしまった
NO side
コツ、コツと足音が響き渡る
その人物は警備帽を深くかぶっていた
ある楽屋の前で歩みを止める
そこには『ジャニーズWEST 藤井流星様 神山智洋様』という紙が貼ってあった
その扉に手を掲げる
すると怪しい色の魔法陣が浮かび上がったのだ
?「仇は取るぞ…舞」
そしてどこかに行ってしまった
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作者名:セーラーローズ&慧jump x他1人 | 作者ホームページ:http://wakabassl
作成日時:2020年5月3日 19時