ローズとレインボーのガーディアンズ戦記(SZ×JW) 12

65-3 ページ44

和子サイド

和子「私の…せいで…」

守さんが連れ去られて､私は立ち尽くしました｡

聡「和子ちゃん!」

振りかえると､SexyZoneの皆さんが｡

仕事の帰りだそうです｡

勝利「どうかした?」

私は､先程のことを話しました｡

風磨「ブライアンに､お前が卵を持っていることがバレた( ﾟДﾟ)!?」

和子「(頷く)」

マリウス「しかも､和子ちゃんの幼なじみの男の子が誘拐された…」

健人「あいつら､彼と引き換えに卵を奪う気だな」

聡「…」

聡さんは､さっきから黙ったままですけど…｡

勝利「明日は､日曜日…学校は休みか」

健人「よし､今からアジトに行って作戦会議だ」

風磨「和子､安心しろ｡アイツは俺たちで取り返す」

マリウス「卵も守らないとね」

皆さん…!!

私とSexyZoneの皆さんで､アジトに行って作戦会議をすることにしました｡

守さん､待っててくださいね…!

必ず､助けますから…!


Noサイド

ー次の日ー

ここは､町外れにある廃墟ビル｡

その中に､気を失った守が椅子に座って縛られていた｡

ライリー「西園寺和子さんって､私たちを騙した少女ね?偽物の卵を持ってきた…」

ブライアン「そうっす｡ハンナ先輩の日記に､書いてありました」

ライリーとブライアンが､和子の卵を奪うためにスタンバイしていた｡

メロディ「ライリー様〜､ミアさんは〜?」

ライリー「他の仕事で来れないの｡仕方ないわ」

メロディはミアと組みたかったらしい｡

エンペラー「しかし､本当に来るのでしょうか?」

スワン「そうですわ｡1度､騙したのですよ?」

ライリー「彼女は嘘はつかなさそうだし､きちんと来るわ」

すると､オウムが窓から入ってきてパロットの姿に戻った｡

パロット「ライリーはん､お嬢さんが来ましたわ｡ガーディアンズも誰もおらんし､卵も本物みたいですわ」

ライリー「そう」


一方､和子は卵が入った手提げバッグを持ってビルに来ていた｡

廃墟のビルを見上げ､入り口に入っていく｡

奥に向かっていくと､

和子「守さん!!」

気を失って座っている守に駆け寄ろうとすると…｡

スワン「水鉄砲!!」

和子「きゃっ!!」

和子の前に､水鉄砲が放たれた｡

スワンが変身した白鳥の怪人の仕業だった｡

65-4→←65-2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す