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63-4 ページ22

智洋サイド

照史「あっ、おかえり」

俺が楽屋に戻ると、桐山くんがポテチを食べていた。

あれ?柚子さんは?

照史「蜜柑さんの所に行くって、出ていったで」

そうなんや。

収録まで待ってようと、椅子に座ったその時。

ピピッ、ピピッ!

怪人が出た音が鳴った。

照史「行くで!(楽屋を出ようとする)」

智洋「桐山くん。雅純に言われたこと、忘れたんか?」

照史「あっ…」

忘れたんかーい!!

智洋「楽屋で変身してから行くで!!」

俺らはレインボーパレットを出して、変身した。

智洋&照史「レインボーガーディアン、メタモルフォーゼ!!」


Noサイド

戦士に変身した智洋と照史は、怪人が発生した場所に向かっていた。

その途中…。

「助けてくれー!!」

男性スタッフの声がした。

智洋「きっと、怪人に捕らわれたんや!」

照史「あの倉庫や!」

男性スタッフが捕らわれたと思われる倉庫にやって来た二人は「せーの!!」と言って、

扉を開けた。

しかし、男性スタッフの姿がない。

智洋「スタッフさーん、どこですかー!?」

照史「随分、広い倉庫やな…」

と、その時!

バタン!!

智洋&照史「なっ!?」

扉が閉まってしまった。

二人は開けようとするが、鍵がかかっている。

「引っ掛かったね」

男性スタッフの声がして振り返ると、

赤い水玉の蝶ネクタイに、青いジャケット、白いズボンスタイルで、

黒髪をした中年男性が立っていた。

「おたくらは、ワイの物真似に騙されたんやで」

風貌は、まるで物真似芸人だ。

照史「お前、1年前に俺らに倒された…!」

「よく覚えてんなぁ。嬉しいわ。ワイは、勝山(かつやま)笑吉(しょうきち)。売れない物真似タレントや。コードネームは、パロットやで」

智洋「お前も、ライリーに復活されたんやな!!」

パロット「その通りや。ライリーはん…彼女には、ホンマに感謝しとんねん!だからな、ワイは、ライリーはんのお役に立ちたいんやで!」

ミア「パロット、そこまでにしなさいよ」

電気がつくと、ミアの姿があった。

パロット「ミアはん、すんません」

智洋「ミア!」

ミア「久しぶりね、チビと豚」

智洋「誰がチビや!!」

照史「誰が豚や!!」

ミア「あなたたちのことでしょ」

智洋&照史「っ…!」

ミアにガツンと言われて、二人は何も言えない。

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作品ジャンル:恋愛
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セーラーローズ(プロフ) - 黒髪の白雪姫#絵描き同盟さん» ありがとう(^o^)!! (2019年7月15日 12時) (レス) id: 1a91ea82b6 (このIDを非表示/違反報告)
黒髪の白雪姫#絵描き同盟(プロフ) - 移行おめでとうございます((o(^∇^)o)) (2019年7月15日 12時) (レス) id: e3c3e8a1b1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セーラーローズ&慧jump x他1人 | 作者ホームページ:http://wakabassl  
作成日時:2019年7月15日 0時

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