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智洋サイド
照史「あっ、おかえり」
俺が楽屋に戻ると、桐山くんがポテチを食べていた。
あれ?柚子さんは?
照史「蜜柑さんの所に行くって、出ていったで」
そうなんや。
収録まで待ってようと、椅子に座ったその時。
ピピッ、ピピッ!
怪人が出た音が鳴った。
照史「行くで!(楽屋を出ようとする)」
智洋「桐山くん。雅純に言われたこと、忘れたんか?」
照史「あっ…」
忘れたんかーい!!
智洋「楽屋で変身してから行くで!!」
俺らはレインボーパレットを出して、変身した。
智洋&照史「レインボーガーディアン、メタモルフォーゼ!!」
Noサイド
戦士に変身した智洋と照史は、怪人が発生した場所に向かっていた。
その途中…。
「助けてくれー!!」
男性スタッフの声がした。
智洋「きっと、怪人に捕らわれたんや!」
照史「あの倉庫や!」
男性スタッフが捕らわれたと思われる倉庫にやって来た二人は「せーの!!」と言って、
扉を開けた。
しかし、男性スタッフの姿がない。
智洋「スタッフさーん、どこですかー!?」
照史「随分、広い倉庫やな…」
と、その時!
バタン!!
智洋&照史「なっ!?」
扉が閉まってしまった。
二人は開けようとするが、鍵がかかっている。
「引っ掛かったね」
男性スタッフの声がして振り返ると、
赤い水玉の蝶ネクタイに、青いジャケット、白いズボンスタイルで、
黒髪をした中年男性が立っていた。
「おたくらは、ワイの物真似に騙されたんやで」
風貌は、まるで物真似芸人だ。
照史「お前、1年前に俺らに倒された…!」
「よく覚えてんなぁ。嬉しいわ。ワイは、
智洋「お前も、ライリーに復活されたんやな!!」
パロット「その通りや。ライリーはん…彼女には、ホンマに感謝しとんねん!だからな、ワイは、ライリーはんのお役に立ちたいんやで!」
ミア「パロット、そこまでにしなさいよ」
電気がつくと、ミアの姿があった。
パロット「ミアはん、すんません」
智洋「ミア!」
ミア「久しぶりね、チビと豚」
智洋「誰がチビや!!」
照史「誰が豚や!!」
ミア「あなたたちのことでしょ」
智洋&照史「っ…!」
ミアにガツンと言われて、二人は何も言えない。
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セーラーローズ(プロフ) - 黒髪の白雪姫#絵描き同盟さん» ありがとう(^o^)!! (2019年7月15日 12時) (レス) id: 1a91ea82b6 (このIDを非表示/違反報告)
黒髪の白雪姫#絵描き同盟(プロフ) - 移行おめでとうございます((o(^∇^)o)) (2019年7月15日 12時) (レス) id: e3c3e8a1b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セーラーローズ&慧jump x他1人 | 作者ホームページ:http://wakabassl
作成日時:2019年7月15日 0時