ローズとレインボーのガーディアンズ戦記(SZ×JW) 12 (ページ20)

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智洋サイド

照史「まさか､柚子さんが今日だけマネージャーに復帰するなんて､びっくりですわ」

智洋「雅純が､他のメンバーといるからな｡でも､また柚子さんがマネージャーをしてくれるなんて嬉しいですよ」

柚子「今日は1日､よろしくね」

俺と桐山くんは､トーク番組のゲスト出演するためにテレビ局に来ていた｡

照史「(リストを見て)俺らの他には､このゲストが出るんやな」

智洋「俺､聖という男の子が気になるねん」

柚子「今､女子高生に人気の美青年モデルね｡私､知っているわ」

そんなに､人気なんや｡

柚子さんによると､彼はお人形のような容姿をしているそうだ｡

会うのが楽しみやな～｡

照史「そういえば､柚子さん｡彼氏さんと月末に温泉旅行に行くって､ホンマですか?」

柚子「そうなのよ､誰から聞いたの?」

桐山くんは柚子さんと楽しく会話している｡

ちょっと､時間あるから自販機コーナーにでも行くか｡

聖サイド

聡「で､この前､紅葉狩りに行ったんだ｡メンバーとwestと」

聖「はぁ､そうですか…」

セクゾンとwestはいいから､他の話してよ…｡

松島さんと話すのは楽しいけど､こればかりじゃないか｡

聡「途中､トラブルもあったけどね」

トラブル?あっ…｡

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～数日前…～

メロディ「もう!!綺麗な紅葉を見ていた友達と話そうとしただけなのに､ガーディアンズに邪魔されるなんて」

会社を出ようとした僕は､メロディと会ってしまった｡

メロディ「ちょっと､ミアさん｡聞いてよ!」

うわぁ､始まった…｡

僕､正直､彼女は苦手なんだよね…｡

メロディの悔し話を延々と聞かされ､ようやく解放されて帰ろうとした時だった｡

メロディ「ミアさん｡今度､ボクと手を組んでほしいんだ」

手を組む?どういうこと?

メロディ「今度､テレビ番組の収録に出るんでしょ｡ボクにいい考えがあるの｡ライリー様に何かもらっていたでしょ」

ミア「これのこと?」

ライリーから渡された､紫色のカード｡

ハンナが残していったアイテムらしい｡

ライリーは､このカードを何枚かコピーしていた｡

ライリーは「卵の在処を教えてくれなかったら､これを使うといいわ」と僕に渡した｡

ただのカードでは無さそうだ｡