ローズとレインボーのガーディアンズ戦記(SZ×JW) 12

62-5 ページ13

中間 淳太side



シャッターを切る音が沢山聞こえる



中間「かなり撮るな」



藤井「…」



あれ、絶対琴都に送る気やろ



マナーモードにするように進めとこ



松島「凄いね。こんなにも綺麗なんだ」



濱田「知る人ぞ知る場所って感じやな!!」



自由時間となってから周りはチラホラ散らばっている



俺の周りには濱ちゃんや流星、セクゾだと勝利と松島がいる



棗さんと雅純は離れてデート



照史たちも何かと固まっている



ただ、望だけはどこかに行ったけど



佐藤「また、A連れて来ようかな？」



上を向きながら話していると



ブワッと物凄い強風が吹いた



皆、反射的に顔を覆う



風が止んだと思って顔を上げると…




？「キシシシシ」




松島「…何の怪人？」




目の前には長い鼻に大きな葉っぱの団扇




高い下駄を履いた怪人がいた




あの姿は…



中間「天狗の…怪人か？」



天狗「キシシシシ。御明答」




すると、また強風を起こす



濱田「ヴワフ」




目を開けるのもやっとだ



こんな状態やと、照史たちも来れへん!!




重岡「皆!!」




けれども、何とか来るのがあいつらや




天狗「キシシシシ。『風の籠』」




しかし、天狗が何かを仕掛けると俺たち以外の皆の周りを風が覆う




松島「大丈夫!?」




松島が近寄るけど




マリウス「来ちゃダメ!!これ…触るとケガしちゃう!!」




マリウスに止められた




菊池「…この中から今は出られない」




桐山「セクゾが3人。Westも3人戦力削ったか」




…3人？




望のことか？




中間「望ならこっちにはおらんで？」




神山「嘘やろ!?こっちにもおらんのに…」



望はどこに行ったんや？



パレットが反応しとると思うのに…



藤井「しゃーないけどこのメンバーで変身するで!!」



でも、待ってる暇はない



今は目の前の敵に集中や!!



佐藤＆松島「ウェイクアップ・ローズガーディアン!!」



中間＆濱田＆藤井「レインボーガーディアン・メタモルフォーゼ!!」

62-6→←62-4

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す