ローズとレインボーのガーディアンズ戦記(SZ×JW) 11 (ページ9)

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風磨「アイツ､琴都ばかり狙っているぞ!」

聡「彼女が危ない!ロイヤルフォームに変身しよう!」

キースティックを鍵サイズに戻して､ローズブレスに差し込むと

深紅､群青､ラベンダー､桜色､常磐色の薔薇の花弁が溢れ出てくる｡

セクゾン「ウェイクアップ・ロイヤルローズガーディアン!」

花弁に包まれて変身するセクゾン｡

変身を終えて､花弁が消えて姿を現す｡

健人「スプラッシュ・ダイヤモンドダスト!」

聡「フォレスト・タネマシンガン!」

健人と聡が､烏に注意を引く｡

マリウス「琴都ちゃんは､Aちゃんの所へ!」

琴都は「了解!」と言って､Aの元へ向かった｡

一方､Aはルイスに追い詰められそうになっていた｡

ルイス「おしまいだ」

ルイスのナイフが燃え上がり､とどめを刺そうとした時だった｡

泰千「山岸!」

ルイスが振り返ると､瀬歌三兄妹の姿が｡

ルイス「…また､あんたたちか」

彗奏「山岸さん､もうやめて!!」

洋翼「今すぐ､KASUGANOコーポレーションを退社して僕らの所へ帰ってきてくれ!」

ルイス「言っただろ｡倒産したあんたたちの会社なんか､知らないと」

泰千「あの会社は俺たちのライバル会社だが､あの会社はお前に合っていないんだ!!」

ルイス「それでも､俺は辞めないぞ!代表が､行くところもない俺を雇ってくれたんだからな!!」

洋翼「何だって!?」

A「(ゆっくりと立ち上がる)…」

ルイス「ツークンフトカンパニーが倒産した後､金が手に入らなくなり､宛もなくさまよっていた所､KASUGANOコーポレーションの代表に声を掛けられた｡鬼龍社長よりも感じがよくて､俺はツークンフトカンパニーを捨ててKASUGANOコーポレーションで代表に尽くすことにしたんだ!」

彗奏「父さんを馬鹿にするなんて､失礼ね!!」

ルイス「もう､俺はKASUGANOコーポレーションの人間だ!!ツークンフトカンパニーの人間ではない!!」

A「それは､違うよ!!」

Aは叫んだ｡

泰千「日下部さん!?」

A「あんた､ツークンフトカンパニーの元社員でしょ｡それに､泰千さんのことを尊敬していたって」

ルイス「…」

A「泰千さんは会社を継ぐために頑張っていて､社員たちのことを大切に思っていて…あんたのことも大事に想っていた」

洋翼「兄さんが会社を継いだら､あなたを秘書にする予定だったんだよ」