ローズとレインボーのガーディアンズ戦記(SZ×JW) 11 (ページ31)

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瞳『それで､しばらくはあなたが指揮下を任せたいの｡ミアとブライアンには､補佐をつけてちょうだい』

ライリー「承知しました｡では､失礼します」

電話を切るとノックの音がして「失礼します」と､あの二人が入ってきた｡

ライリー「待っていたわ｡白鳥舞さん､氷川進くん」

実は､ルイスから託されたツークンフトカンパニーでの怪人リストから､白鳥さんと氷川くんを復活させた｡

ルイスはツークンフトカンパニーのエリートクラスに所属する社員で､二人とは同僚だった｡

タクマくんを怪人にさせたのは､彼らである｡

舞「博夫がガーディアンズに､やられるなんて…許せませんわ」

進「けど､ガーディアンズの正体を覚えていません…」

復活させたのはいいけど､問題は二人の記憶の一部が無いことだ｡

まぁ､いいけどね…｡

ライリー「あなたたちには､代表が持つ卵を成長させるために活動してほしいの｡ガーディアンズは放置して構わないわ」

舞「でも…!」

進「ここは､言う通りにしよう｡舞」

舞「分かったわよ…」

ライリー「それと､二人のコードネームを与えないとね｡白鳥さんは､スワン｡氷川くんは､エンペラー｡今日から､あなたたちの組織のコードネームよ」

スワン(舞)&エンペラー(進)「ありがとうございます」

スワンとエンペラーは「失礼しました」と出ていった｡

私は､ルイスから託された怪人リストを見た｡

ライリー「…もう二人､復活させようかしらね」

琴都サイド

友世「それっ!」

碧楓「友ちゃん､新記録!!」

私と友ちゃん､まっきーが休憩に入ったのでC組の教室でやっているゲーム屋に来た｡

ダーツルーレットで

まっきーと私が挑戦したけど､あまり良い記録を出せなかった…｡

それに比べて､友ちゃん凄いよ…｡

私が次に､どのゲームにしようか迷っていると､ナイトパレットが鳴った｡

通信を繋げると､Aからで保健室に来てほしいと言ったので

行くことにした｡

保健室に来ると､ベッドには裕貴くんとタクマくんの姿が｡

裕貴くんは顔や体が傷だらけになっており､傍にはアリスがついていた｡

タクマくんは､静かに眠っている｡

琴都「裕貴くん､大丈夫?」

裕貴「あっ､葵月さん…」

琴都「明日､演劇部の出し物だけど…出られるの?」

裕貴「まだ､分かんない｡顧問の佐々木先生から､ドクターストップがかかるかもしれない」

アリス「原くん…」