ローズとレインボーのガーディアンズ戦記(SZ×JW) 11 (ページ30)

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A「(一か八か…やってみるか)」

Aは､ソーラーローズキーブレードを構えた｡

ダンサー怪人は回転しながら､体当たりしてきた｡

A「サン・フレアエックスラッシュ!」

ソーラーローズキーブレードが赤く光り､Xの字を描くと

A「はぁぁぁぁっ!!!」

と､ソーラーローズキーブレードを振り下げてXの字をダンサー怪人に向かって放つ｡

ダンサー「うわぁぁぁ!!」

Xの字がダンサー怪人に当たり､ダンサー怪人は倒れた｡

Aはキーブレードを鍵サイズに戻し､ローズパクトに差し込むと､金色の薔薇の花弁が溢れ出てくる｡

A「ウェイクアップ・ロイヤルローズガーディアン!」

花弁に包まれて変身するA｡

変身を終えて､花弁が消えて姿を現す｡

A「太陽と勇気の勇者､ジャック・サン・ローズ!」

ダンサー怪人は「まだまだ!」というように､立ち上がる｡

A「ソーラーローズキーソード!」

鍵サイズから､刃に太陽が刻まれた大きな剣へと変えて構える｡

A「勇気の薔薇よ!闇を持つ者に光となり､照らして輝け!ジャック・サン・ソーラーフェニックス!」

Aの後ろに大きな太陽炎の鳥が現れ､Aが剣を振るうと鳥が敵に向かって突き抜けていく｡

A「フィニッシュ!!」

そう叫んだと同時に爆発し､敵は元の姿に戻り､黒い霧が晴れていく｡

Aサイド

怪人から元に戻ったタクマは､奇跡的に生き残った｡

ひとまず､保健室に連れていくか｡

流星「Aちゃん!」

ライリーと戦っていた､流星くんがやって来た｡

A「ライリーは!?」

流星「逃げられてもうた…」

A「そっか､こっちはタクマを元に戻すことが出来たよ｡生きているから､保健室に運ぼう」

流星くんと一緒に､タクマを運ぼうとした時だった｡

勝利「A､流星くん!」

A「勝利､みんな!」

戦士姿のセクゾンが､やって来た｡

マリウス「ごめん､実は…」

風磨「2匹の怪人に､足止めされたんだ」

2匹の怪人!?

聡「皇帝ペンギンの怪人と」

健人「白鳥の怪人だ」

白鳥と皇帝ペンギン…妙だ…｡

ライリーサイド

KASUGANOコーポレーションの北南丘支社に戻ってきた私は､すぐ代表から電話が来ていた｡

ライリー「しばらく､そちらには来ないんですか?」

瞳『えぇ､本社でやることがいっぱいあって…ごめんなさいね』

ライリー「いいえ､お忙しいでしょうし…」