ローズとレインボーのガーディアンズ戦記(SZ×JW) 11 (ページ29)

今日:10 hit、昨日:1 hit、合計:5,209 hit

59-7 ページ29

しかし…｡

パチンッ!!

太陽の光を浴びた水の矢は､壊れてしまった｡

流星「嘘や!?」

A「だから､まだやめようって言ったんだ…うわぁ!!」

ダンサー怪人の回転攻撃に､二人はダメージを受けた｡

ライリー「合体技が失敗したんじゃ､おしまいね」

流星「お前…!」

ライリーが､二人の前に現れた｡

ダンサー「彼女は…俺の…もの…」

Aはダンサー怪人を見て､違和感を感じた｡

A「アイツ､まさか…タクマ!?」

ライリー「ご名答よ｡でも､私がやったんじゃないの」

流星「誰や､言え!!」

ライリー「教えるもんですか」

流星「…っ｡ライリー､今日こそ決着をつけるで!!」

A「ダンサー怪人は､あたしがやる｡タクマを元に戻さなきゃ」

流星「おん｡サン､ちょっと待っててや｡ブレッシング!!」

流星は､Aにブレッシングを掛けて彼女の能力を上げた｡

A「ありがとう!」

流星VSライリー

ライリー「かかってらっしゃい」

ライリーはハンナに作ってもらった､ローゼ・レイピアを参考にした新たな武器､ダーク・チューリップ・レイピアを構えた｡

流星「出でよ､偉大なる力を持つ幻の月虹剣!!」

月虹剣を取り出して構えると､ライリーに立ち向かった｡

流星「はぁっ!!」

ライリー「やぁっ!!」

剣同士の交じり合いが続いていく｡

ライリー「どうしたの?特殊技は使わないわけ?」

流星「っ!アクアプリズン!」

ライリーの挑発に乗ってしまった流星は､アクアプリズンを繰り出した｡

しかし､向かった大量の水はダーク・チューリップ・レイピアに吸収されてしまう｡

流星「何やと!?」

ライリー「お馬鹿さん｡このレイピアは､ハンナが作ってくれたの｡特殊技を吸収してくれるわ｡さらに､その度にレイピアは強化されていく…」

ダーク・チューリップ・レイピアが､黒い邪気が溢れていた｡

流星「(俺の物理技は､持ってへん…しゃあない｡接近戦でいくか)」

流星は月虹剣を構えると､「おぉーっ!!!!!」とライリーに立ち向かった｡

AVSダンサー怪人

その頃､Aはダンサー怪人と戦っていた｡

A「サン・マスカレードブーメラン!」

仮面のブーメランを投げて命中するも､ダンサー怪人は回転して跳ね返した｡

Aは「おっと!」とかわして､仮面は壁に突き刺さった｡

ダンサーは踊りながら､Aに攻撃を仕掛ける｡