ローズとレインボーのガーディアンズ戦記(SZ×JW) 4

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今度､A･琴都･和子が

通っている高校､西東丘高校を

取材することが決まっている｡

琴都が所属する､演劇部の取材だ｡

しかも､今度行われる『演劇コンテスト』の

練習風景を見せてくれるんだ｡

でも､勝利は

勝利「どうせなら､テニス部を取材したかったな(´・_・`)…」

と､ガッカリ｡

気持ちは分からなくもないがな｡

棗「じゃあ次は､クラスを取材しますよ」

風磨「どこのクラスを取材するんだろうな｡尚生のクラスか?」

そう思いながら､校舎に入って

廊下を歩いていると…｡

倒れる音「バタン!」

誰かが倒れていた｡

スタッフ「おい､君!大丈夫か!」

1人の男子生徒が､傷だらけで倒れていた｡

あれ､この顔､どこかで…｡

先生「慧灯!(スタッフに)すみません､保健室に運んでくれますか?」

スタッフ「はい!」

アイツ､昨年に西東丘高校の学園祭の

劇に出ていた奴だ…!


勝利サイド

慧灯鈴世くんは保健室に運ばれ､

俺と風磨くんは付き添うことにした｡

何故なら､何かあったに違いないから｡

鈴世「んん…」

慧灯くんが､目を覚ました｡

風磨「大丈夫か?」

鈴世「あれ…あなた方は､確か…」

勝利「俺と風磨くんは『アオハルTV』の取材で来たんだ｡俺は､勝利｡昨年､西東丘高校の学園祭のイベントに出たんだよ」

風磨「風磨だ｡それより､傷だらけだぞ｡何か､あったのか?」

鈴世「えっと､あの…」

慧灯くんは一瞬､俯いたが

顔をあげて俺たちを見た｡

鈴世「お二人は関係ないので､話す必要が無いと思います…」

風磨「関係なくねぇ｡お前､誰かに嫌がらせされてるだろ」

鈴世「･･･」

勝利「俺たちに話してよ｡力になれるかもしれないから」

慧灯くんは困った顔つきになったが､

覚悟を決めて頷き､俺らに話した｡


和子サイド

学校が終わり､私はガーディアンズの

アジトに来ました｡

そして､すぐに3階の資料室に入りました｡

琴都ちゃんは演劇コンテストの練習で､

何かあれば連絡してくるそうです｡

Aちゃんは､織子さんを尾行して

同じく何かあれば連絡するそうです｡

私は､織子さんは1年前に怪人に

なった話を聞いて､資料室に来ました｡

扉を開けると､健人さんと

知らない女性がいました｡

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