ローズとレインボーのガーディアンズ戦記(SZ×JW) 4

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A「…コンテスト､出られないかもしれない(゜Д゜;)!?」

碧楓「まだ決まったわけじゃないよ…実は､うちの部に次々と呪いが起きてるの…」

呪い?

碧楓「朝練を始めようとしたら､小道具が壊されていたの｡何とか直したけど､次の日にまた壊されていて｡大道具も壊されていて､衣装も破れていたの…コンテストの為に､みんなで一生懸命作ったのに」

悲しそうな顔をする碧楓ちゃん｡

碧楓「それに､部員が次々とおりていったの｡そして､昨日はとうとう辻井先輩がおりちゃった…」

演劇部に残っているのは､

琴都ちゃん､碧楓ちゃん､部長さん､

そして､尚生くんをはじめとする

男子校の演劇部の部員たち｡

碧楓「顧問の峯村先生は『コンテストに出るのは無理かもね…』って､残念そうに言っていた｡今日も一応､練習するらしいけど…」

演劇部は1年前､部員が足らずに

廃部の危機になっていて､顧問の

先生もいませんでしたが､昨年の

学園祭の出し物の劇で成功して､

廃部は免れたそうです｡

琴都ちゃんに感謝ですね(＾∇＾)｡

ですが､このままだとまた､廃部に

なってしまいます!

どうしましょう(＞_＜)…｡


Noサイド

織子「あなたたちの言うとおり､ちゃんとやったわよ｡もう､いいでしょ」

生徒A「ダメよ｡ちゃんと､演劇コンテストを辞退まで追い込まなきゃ」

生徒B「それにさ､慧灯くんにチヤホヤされたいだけなんじゃないの?」

織子「…っ」

生徒C「この写真､学校中にバラしてもいいわけ?」

女子生徒3人が見せたのは､

織子と鈴世が写っている写真だった｡

織子「あなたたちが､撮ったんでしょ?」

生徒A「さぁ」

生徒B「とにかくちゃんと､やってよね」

生徒C「私たちも､慧灯くんを狙ってるの｡あなたみたいなキツい性格じゃ､彼はあなたのことを嫌うわね」

チャイムが鳴り､女子生徒3人は

「アハハハ…!」と高笑いしながら

階段を下りていく｡

織子は1人､ぐったり座るのだった｡


風磨サイド

勝利「以上､西東丘萩山高校のサッカー部の皆さんでした!」

スタッフ「はい､OKです!」

今日は､今年の1月から始まった

『アオハルTV』の取材だ｡

西東丘萩山高校は､尚生も通っている

男子高校である｡

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