ローズとレインボーのガーディアンズ戦記(SZ×JW) 4

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藤井流星side






流星「ハックシュン…！」


淳太「ﾋﾞｸｯ」








ここは雅純が運転する車の中。俺らのシェアハウスに戻る真っ最中。

突然の俺のくしゃみに、隣にいた淳太だけが驚いた。








重岡「ひゃひゃひゃ、淳太くしゃみで驚きすぎ(笑)」







なんか…ごめんな。(笑)









神山「流星、風邪ひいたか？」


流星「いや、元気なはずやねんけど…」


濱田「んじゃ、噂されてんとちゃう？」








うわあ、嫌な噂ちゃうとええなあ…







照史「噂の言えば、最近あの報道も消えたよな。琴都ちゃんとの」


望「確かになあ。てか、最近どうなん？」


流星「特に…普通？」


望「あかん！！人気アイドルでも恋は恋！もっとアタックせな！！」








流石恋愛マスターと名乗る望。

めっちゃ気合い入ってる。。







流星「って言っても、ファンとアイドルの関係じゃ…」


神山「好きなら関係ないやん？」


重岡「神ちゃんかっけえ」


濱田「俺も惚れそう」


神山「濱ちゃんやめて(笑)」









神ちゃんかっこいい(笑)

俺も出来るなら告白とかデートとか誘いたいけど、またマスコミに見つかって琴都に迷惑かけるとか嫌やからな…







望「とーにーかく！神ちゃんの言う通り、俺らやって人間。恋もする、当たり前や。

ファンの子も分かってくれるやろ」









そうなってくれると、ええんやけどな…








雅純「ちょっと待って。さっきから黙って運転してたけど、琴都ちゃん好きなの？藤井くん」


望「あっ、雅純には言っとらんかったな。ぞっこんやで」


雅純「マジかあ…でも琴都ちゃん、可愛い上に心優しいもんな。惚れるのもわかるよ」


淳太「琴都ちゃん学生やろ？青春真っ盛りなんやから、他の奴らに盗られてまうで？」










ああ、余計に降り積もる不安。

いつか気持ちだけでも伝えられたらええんやけどなあ…









雅純「もうすぐ到着するから準備して〜」


WEST「「はーい」」









車を降りる準備をしようとした時だった。







“ﾋﾟﾋﾟｯ!!ﾋﾟﾋﾟｯ!!”









辺りに音高く不吉な警報音が鳴り響いた__！





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