22-6 ページ20
NOside
ハンナ「では、失礼します。ごきげんよう〜」
重岡「ちょ、まっ!」
ハンナは待たずに煙幕をまいて、どこかへ消えてしまった。
残ったのは目の前にいるゴースト一匹。
ゴーストは既に弱りきっていて、体も透けていた。
マリウス「見るからにはこの子一匹しかいないよ」
濱田「しかもかなり弱ってんな…」
神山「一気にトドメ打つか?」
そこでゴーストの駆除に悩んでいると、琴都、A、和子が駆けつけた。
A「みんな大丈夫?!心配になって抜け出してみたんだけど…」
勝利「大丈夫。けどこの子が…」
琴都「あのっ、実は部長の綾女先輩が現在行方不明なの。もしかしたらそのゴーストが…」
流星「先輩…なんか?」
和子「…この幽霊なら私の御札で退散できます。先輩の姿に戻してみせましょう」
そう言って、和子はゴーストに御札を貼り「悪霊退散!」と唱えるとゴーストはゆっくり天に昇った。
そして元の姿へと戻ったのであった。
______________________________
葵月 琴都side
「綾女先輩!大丈夫ですか…」
綾女「…ん、ん…」
淳太「意識はあるみたいやな。急いで記憶を消してから彼女を病院に運ぼう」
和子「そうですね、準備します」
和子ちゃんが御札を準備するなか、もうひとつ困ったことがある。
綾女先輩がいないということは、主役がいないということだ。
せっかくここまで苦労して作り上げた舞台が全て水の泡となっちゃう…!
流星「琴都」
「流星くんっ、」
流星「先輩が出れないとなったら、補欠の出番やろ。急いで支度せな」
「でも練習なんて…」
流星「練習なんて関係ない。今は本番や。先輩が最後を飾る舞台、最高にせなあかんやろ!」
そうだ、流星くんの言う通りだ。
練習してないから、無理だから、と理由つけて私は逃げている。
ちゃんと前向いて本番を成功させなきゃ…!
流星くんに「ありがとう」とお礼を伝えてから、舞台袖に駆け込んだ。
碧楓「琴都!先輩は「やらせてください」え?」
「代役として私に“主役”を任せてくれませんか…!」
胸を張って言おう。
先輩を越えるのは難しいだろうけど、近づくことは可能なんだから!
私の全力、見せつけてあげなきゃ
・
6人がお気に入り
「ジャニーズWEST」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユン - ありがとうございます!!レインボーガーディアンズだけで、お願いします。 (2019年1月27日 14時) (レス) id: 5da6ee3015 (このIDを非表示/違反報告)
セーラーローズ(プロフ) - ユンさん» リクエストの件ですが、今回は特別に受け付けます。1つ、お聞きしたいのですが、リクエスト内容はレインボーガーディアンズだけの話なのか、ローズガーディアンズとレインボーガーディアンズの合同の話なのかだけ、教えていただけますか? (2019年1月24日 14時) (レス) id: a8cfafe550 (このIDを非表示/違反報告)
セーラーローズ(プロフ) - ミルクさん» コメント、ありがとうございます!そう言ってくださり、嬉しいです。 (2019年1月22日 20時) (レス) id: a8cfafe550 (このIDを非表示/違反報告)
みけねこ。(プロフ) - ミルクさん» コメントありがとうございます!私は読みやすさを一番に意識しているので、ミルクさんのお役に立ててとても良かったです!頑張りますっ^^゜ (2019年1月22日 17時) (レス) id: acd55757cf (このIDを非表示/違反報告)
セーラーローズ(プロフ) - 祐莉さん» コメント、ありがとうございます。遥がガーディアンズを敵視する理由は、後々分かると思います。 (2019年1月22日 12時) (レス) id: a8cfafe550 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みけねこ。&セーラーローズ | 作者ホームページ:http://wakabassl
作成日時:2019年1月14日 8時