歳下のお魚さん達と戯れてみない？ (ページ2)

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赤いお魚さんページ2

A｢少年、そろそろ離れない？｣
どうにか部屋まで戻ってきたものの、すっかり拗ねてしまった恋人は後ろから抱きついたまま離れない。
シ｢やだ…｣
A｢買ってきたの冷蔵庫入れないと温くなっちゃうよ｣
シ｢いいもん…｣

こうなった恋人は自分が満足するまで離れてくれない。缶コーヒーを飲みながら煙草を吸おうと思っていたが諦めざるを得ないようだ。

A｢好きなだけくっついてていいよ｣
小さなため息混じりに言えばピクリと肩を震わせ離れた。珍しい事もあるものだと振り返れば俯いてる恋人の姿。優しく頭を撫でながら覗き込もうとすれば
A｢少年？どうし……｣
最後まで言えなかったのは少しだけ背伸びした恋人の厚めの唇が自分の唇と重なったから。真剣な顔で見つめてくる。
シ｢少年って呼ぶなよ。俺はAの恋人だろ｣
A｢シルク？｣
シ｢歳下だけど俺だって男なんだから｣

何となく恥ずかしくてわざと少年呼びしていたが、可愛い歳下の恋人は意外と怒っていたらしい。多分自分の方が背が低いのも気にしているのだろう。
A｢ごめんね、シルク｣
手を伸ばし抱きしめるとギュッと服を掴む恋人に嬉しくなりながら
A｢恥ずかしくて名前呼べないのを誤魔化してた｣
頬に手を添えながら視線を合わせ
A｢大好きよ、シルク｣
シ｢俺の方が好きだよ｣

今度からはちゃんと名前を呼ぶからね。でもたまには拗ねた姿も見せてね？シルク少年

文才の無さに土下座しか出来ません…