出られない部屋 5 ページ5
*
「恋バナ」。
私の脳裏に浮かんだのはその三文字だった。
だが、あまりにそれっぽいおちゃらけた雰囲気ではなく、寧ろ真剣で緊迫した雰囲気なため、脳がバグりそうになる。
「えっ？ し、質問あってる？」
「うん。ていうかそれ、質問にとられるかもしんないから、Aさん俺にあと
「あ、うん。それは別に……」
どっちでもいい。
どうせ私が彼にする質問だなんて、名前やら誕生日やら答えやすそうなのを適当にするだけだったのだから。寧ろ減ってラッキーだとすら思った。
彼氏はいない。
好きな人……、というと推しがいるが、彼がさしているのはきっと別物だろうから。違う。
と、なると。
「ーーどっちも、いないよ」
「…………っはー……。そっか……」
え？ 何そのため息。
イドンヒョクはしばらく下を向いていたが、急にまた顔を上げ、私を見つめた。
本当に何？ どういう感情なの？？
「次、行くね」
「あ、え、うん」
「好きなタイプって、どんな人？」
だから、なんでこんな恋バナ路線なの？？？
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あき(プロフ) - めちゃくちゃ好きです！！！ありがとうございます！！！！！ (5月2日 13時) (
レス) @page13 id: 52a0eb3ad9 (このIDを非表示/違反報告)
やまぴ(プロフ) - 同人誌のノリ分かる夢主好きですｗｗボイプラも好きなので他作品も読みました！文体すごく好きです！更新楽しみにしてます！ (2023年4月17日 5時) (レス) @page4 id: b2d974e411 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベロ子 | 作成日時：2022年12月23日 23時
