【実況者】憧れのあの人【セピア】 (ページ39)

今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:8,569 hit

第三十八話ページ39

朝ご飯を食べ終えて、自室へ向かう。ゲームと録画機材の準備をし、俺はいつも通り実況動画の録画を始める

Aちゃんがいるからか、いつもより頑張れる気がする
俺は録画ミスする事なく、撮れ高もバッチリで順調に進んでいった

「ん、こんなもんかな…」

数本撮り終えたので、俺はゲームの電源を切り伸びをする
PCで動画を確認し、少しだけ編集する
休日は大体編集に追われる。でも今日はAちゃんとの時間を大切にしたいから、編集はまた今度

時計を見ると11時前になっていた
俺は飲みかけのお茶を持ってリビングに向かう

Aちゃんはソファに座ってスマホをいじっていた

「録画終わったよ。ごめんね、暇だった？」

『お疲れ様。全然大丈夫だよ。セピアさんの実況とか見てたし…』

「少ししたら昼食を作ろうか」

するとAちゃんは笑顔でうんと答えてくれた

仕事の事とか、実況の事など色々話した

アブさんと最近仕事が順調に進んでいて、給料が弾んだとか

『最近ふわふわパンケーキ作るのにハマってるんだけど一緒に作らない？』

「お、いいね。じゃ、材料買いに行こうか」

俺とAちゃんは車に乗り、スーパーへと向かう

「あ、あれ…recogさんだ」

奥さんとお子さんと一緒に買い物をしている姿を見つけた
あちらも俺達に気付いたみたいで、笑顔で手を振ってきた

「セピアさんにAちゃん！相変わらずラブラブですね〜」

『recogさんこんにちは〜。ありがとうございます笑』

少し話して、その後買い物の続きをした

家に帰り、二人でパンケーキを作った
Aちゃんは嬉しそうに写真を撮っていた
俺もAちゃんとパンケーキを撮った

「ご馳走様でした。美味しかったね」

『そうだね。たまにはこういうのもいいかも』

こうして俺達はまったりと休日を過ごした