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お風呂から出るとサクライはソファに座ってパソコンに向かっていた。
・
A「････お風呂と洋服･･･ありがとうございました」
悔しいけれど、助かったのは事実だ。
・
窓の外の薄暗くなってきている冬の空を見て、あのままずっと外にいたら･･･と
思うと部屋の温かさが肌に染みてくる。
・
翔「A、ワイン飲む？」
サクライがカチャカチャとキーボードを打ちながら聞く。
翔「腹も減ってるんだろ。適当にデリバリー頼んだから」
カチ。マウスの音がした後、サクライが立ち上がった。
・
多分料理をしない人なんだろう。
汚れ一つないキッチンに置かれたワインセラーから、サクライが赤ワインを取り出す。
・
翔「あ、ホットワインの方がいいか････」
独り言のように呟き、指を鳴らそうとした。
･････指を鳴らす！？
どして。なんで。はっ、まさかお手伝いさんがいるのかな？指鳴らしたら
「櫻井様、お呼びでしょうか？」来ちゃう？家政婦のミタ来ちゃう？
そう思いながら見てると、サクライが「あ」という顔をした。
・
A「？」
翔「････いっか。ホットワインじゃなくて悪いけど、まぁ酔ってあったまりな？」
A「･･･？ありがとう」
・
・
よくわかんないけど。
全然わかんない人だけど。
冷たいんだか優しいんだかよくわかんないけど。
とにかくサクライは私に何の興味もなさそうだし、どうかしようなんて
サラサラ思ってないみたいだ。
女の人に困ってなさそうだしね････。
・
・
ソファに座り赤ワインを口に含む。
疲れきっていた身体に赤ワインが染みこんでいく。
・
・
まるで魔法にかかったみたいに瞳が重くなっていく。
フワフワと夢の中に落ちていく。
アルコール弱いのに･･･疲れきった身体には赤ワインはまずかったかな･･･そう思いながらも
まるで雲の上を飛んでいるみたいな気持ちよさ。
・
・
消え行く意識の最後に、サクライの
翔「････重っ！意外に体重あるな」
の声がした気がした。
悪かったわね････！
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な(プロフ) - 何回読んでもほんとに大好きなお話です！ (2018年2月2日 16時) (
レス) id: 4a932a7616 (このIDを非表示/違反報告)
おれお。(プロフ) - 占ツクの小説の中で、これがいっちばん好きな作品です！！そこまで嵐が好きってことではないんですが(笑)、この櫻井くんだけはほんっとに大好きになってます！！もー大好きです(*´艸`) (2017年11月11日 13時) (レス) id: 7c15ab1247 (このIDを非表示/違反報告)
キナコ(プロフ) - 先程の続きになります。 実はもうファンを卒業してしまったのですが、ヲタ卒しても何度も来てしまいます。この作品は何度読んでも本当に飽きません。これからも何度も読みに来ると思います。長文失礼致しました。 (2016年3月21日 3時) (レス) id: 830f15669d (このIDを非表示/違反報告)
キナコ(プロフ) - このお話が大好き過ぎて読むのが今回４回目か、５回目でした笑 お菓子とキラキラと魔法と恋。女の子の大好きな物と、こんな風に愛されたいという女の子の希望が詰まった私の大好きな作品の一つです。 (2016年3月21日 3時) (レス) id: 830f15669d (このIDを非表示/違反報告)
たむたむ(プロフ) - 作者お気に入り登録させていただきました！他の作品も読んだんですが、めちゃめちゃドツボでした(*^^*)これからも応援してます！ (2014年12月1日 21時) (レス) id: 429496ea68 (このIDを非表示/違反報告)
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