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１月２５日。
私は白いワンピースを着せられた。
智「ウェディングドレス着ないの〜？」
A「着ません」
智「オッサンが魔法で作ったのにね〜笑」
雅「オッサンガッカリするね笑」
和「どうでもいいけど俺のタバコ知らない？」
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大野さん達は相変わらず、仕事熱心なのか･･･この状況を面白がっているのかよく分からない。
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クリクリの髪に小さな花が飾られようとされたけど、それは首を振って、止めた。
シュポ！と七色の甘いジュースが溢れ出す。
世界中に流れる明るい音楽。
ラスクで出来たタイルがクルクルと色を変えてゆく。
イチゴとオレンジがチョコレイトに沈み、色づいて人々の口に入る。
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甘い、甘い、一日の始まり。
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すう。と、息を吸う。
ほう。と、息を吐く。
櫻井さん。櫻井さん。待ってて。
会いに行く。言い伝えなんて、決められていたこと、なんて、全部全部乗り越えて私、
あなたに会いに行く。
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パァン！と一際大きな音で花火があがった。
水色の空を彩る何色ものキャンディの欠片。
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相葉さん、大野さん、二宮さんが私の座るピンク色の綿あめの横に立つ。
今日は二宮さんもスーツ姿だ。
二宮さんのタバコはココアの色。
親指と人差し指がタバコを持つ。
和「我らの王が、参りましたよ〜」
二宮さんがつまらなそうに言い、ココアの香りとタバコがポンと音を立てて消えた。
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私の目の前の道がパタパタと音をたててホワイトチョコレイトのタイルになってゆく。
広い･･･広い部屋。
白いマシュマロで出来た壁。
見つめる先には砂糖細工で作られた丸い空間。
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光が七色に反射して、空間の中はよく見えない。
あの中に。
「王様」がいるんだろうか。
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私は立ち上がる。
足は震えるかと思ったけれど、大丈夫だった。
櫻井さんが見える。おいで。と私に手を差し伸べた櫻井さんが、見えるから。
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A「私、あなたと結婚出来ません」
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ああ。たったこんな、短い言葉で、私の中の呪縛が解けてゆく。
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な(プロフ) - 何回読んでもほんとに大好きなお話です！ (2018年2月2日 16時) (
レス) id: 4a932a7616 (このIDを非表示/違反報告)
おれお。(プロフ) - 占ツクの小説の中で、これがいっちばん好きな作品です！！そこまで嵐が好きってことではないんですが(笑)、この櫻井くんだけはほんっとに大好きになってます！！もー大好きです(*´艸`) (2017年11月11日 13時) (レス) id: 7c15ab1247 (このIDを非表示/違反報告)
キナコ(プロフ) - 先程の続きになります。 実はもうファンを卒業してしまったのですが、ヲタ卒しても何度も来てしまいます。この作品は何度読んでも本当に飽きません。これからも何度も読みに来ると思います。長文失礼致しました。 (2016年3月21日 3時) (レス) id: 830f15669d (このIDを非表示/違反報告)
キナコ(プロフ) - このお話が大好き過ぎて読むのが今回４回目か、５回目でした笑 お菓子とキラキラと魔法と恋。女の子の大好きな物と、こんな風に愛されたいという女の子の希望が詰まった私の大好きな作品の一つです。 (2016年3月21日 3時) (レス) id: 830f15669d (このIDを非表示/違反報告)
たむたむ(プロフ) - 作者お気に入り登録させていただきました！他の作品も読んだんですが、めちゃめちゃドツボでした(*^^*)これからも応援してます！ (2014年12月1日 21時) (レス) id: 429496ea68 (このIDを非表示/違反報告)
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