＊未来地図＊ (ページ13)

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潤「･････忘れられたら楽だと思ったし」

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チュ。

そう言いながら頬にキス。

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・

やっぱり驚いたけれど、今度はギャ！とも、何すんのよ！とも

思わなかったのは、どうしてだろう。

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潤「たまに会うたびに、いい加減気付けや、ボケ！って腹も立ったし？笑」

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・

チュ。

また、頬に軽いキス。

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あ。

潤の、香水と、タバコの匂い。

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潤「どんだけ俺、お前のこと好きなんだよ、って自分に腹が立ったりもしたし？笑」

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・

チュ。

また、頬に軽いキス。

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潤の長めの前髪が、頬に触れる。

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潤「･････こんなに好きって、知らなかったろ･･･？」

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潤の掌が、私の頬を撫でる。

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潤の整った顔立ちを見上げる。

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A「･･････うん。知らなかった」

素直に答えると、潤がフハ、と笑う。

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潤「･･････これから知って？･･････どんだけ俺がお前のこと好きか、

全部教えるから」

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あ･･･････キス、される。

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そう思ったけれど、避けることもなく、目を瞑った私の唇に

潤の唇がゆっくり触れる。

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唇からも、潤の鼓動が伝わる気がした･･･････。