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欠片のハジマリ ページ1
闇夜に輝く星を美しいというのなら、俺は空に登り星を取ろう。
闇夜に輝く月が美しいというのなら、俺は空に登り月の雫を君に送ろう。
闇夜に吹く風が怖いというのなら、君を抱き締めて風から守る。
闇夜に散る花が悲しいというのなら、全てを集め君の寝顔に降り注ごう。
・
月も、星も、俺は自由に君に届けれる。
闇に浮かぶものなら、俺は何だって君に送ろう。
・
・
でももし、君が太陽の光が欲しいというのなら、
俺はこの身を焼きながら、君に愛を語ろう。
・
愛してはならないと心を拒むことよりも、
愛とやらの為に焼かれることを選ぼう。
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革ベルト
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作者名：瀬音
| 作成日時：2011年8月20日 13時
