最強ちゃみの千夜一夜絵巻

食欲低下？ ページ19

ﾁｬﾝﾐﾝ「ぶっ！ﾊﾊﾊﾊ！超ｳｹﾙ！」
A「もう…笑い事じゃないんだから」



あの東宮たま蹴りをﾁｬﾐに話した
ﾁｬﾐはざまみろ！とばかりに喜んでるけど
私は生きた心地がしなかった
だって相手は曲がりなりにも東宮様だよ？



現代で例えれば雅子妃殿下の旦那様で愛子ちゃまのﾊﾟﾊﾟの皇太子殿下にやってもうたことになる



園遊会で手紙を渡した山本太郎どころの話じゃなくなるんだから



ﾁｬﾝﾐﾝ「でもよく阻止したな。ご褒美をやらなきゃな…」



ﾁｬﾐの顔が近づく



A「…その格好で接吻するの？」
ﾁｬﾝﾐﾝ「不服か？」



不服も何も
ここに忍び込むにあたり下働きの女人な格好をしてきたﾁｬﾐ



てか、こんな大女いる？！
よく怪しまれずに済んだよね？！



ﾁｬﾝﾐﾝ「まあそれなりの犠牲は払ったけどな。だからAが消毒してくれよ…」



消毒？



A「ちょっと！もしかしてその格好で門番誘惑した？！」
ﾁｬﾝﾐﾝ「したよ？俺よりちっちゃい門番に。言っとくが口じゃないぜ？！さすがに口には出来ねえ！気持ちﾜﾙｯ！」



したのかよ門番に(泣)



ﾁｬﾝﾐﾝ「なんだよ！女にするよりいいだろ！」



逆ｷﾞﾚか？！



ﾁｬﾝﾐﾝ「俺だってしたくなかったさ！でもこうでもしねえとAに会えねえじゃん…」



拗ねちゃった



A「ﾁｬﾝﾐﾝ」
ﾁｬﾝﾐﾝ「…(ﾌﾟｲｯ)」
A「ﾁｬｰﾝﾐﾝ？」
ﾁｬﾝﾐﾝ「…(ﾁﾗｯ)…(ﾌﾟｲｯ)」



ﾌﾟｯ
かわいい(笑)



A「大好きよﾁｬﾝﾐﾝ…」



大きな背中を精一杯後ろから包み込んで耳元で囁いた



ﾁｬﾝﾐﾝ「…(ﾁﾗ見)証明して。ﾝ…」



口を尖らせておねだり



A「しょうがないなぁ…」



その体勢のまま軽くｽﾀﾝﾌﾟｷｽ
ﾁｬﾐが態勢を変えた同時にﾊｰﾄﾞなｶｸﾃﾙｷｽへと変わった



A「ﾁｬﾝﾐﾝ…」



ｷｽだけでは物足りない
今度は私からその先をおねだりする



ﾁｬﾝﾐﾝ「だめ…我慢して…」
A「ﾝ…ｽﾞﾙｲ…ｯ！」



そんなこと言ってたら
そのうちﾕﾉに食べられちゃうよ…




ﾁｬﾝﾐﾝ「ﾌｯ…そしたらまたｱﾚを蹴ればいい…(笑)」
A「ﾁｬﾝﾐﾝ！」


こんな時にそんな冗談やめて！


ﾁｬﾝﾐﾝ「もう少し待っていてくれ…必ず妻としてAを迎えるから…」



どうしたの？
急に食欲低下



ﾁｬﾝﾐﾝ「ｱｲﾂも本気だから俺も本気で考える…父上にAのこと話して認めてもらうんだ…ｯ！」

想いは反比例→←愛という名の華

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