戦場の華。∞【学校のカイダン】 (ページ5)

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彗「自由奪還！
芸術家たる…
くだらなーーい！」

そう言って生徒会新聞を投げ捨てた。

ツバメ「なーーんで投げるんですか。
あ、もしかして作家に
なった陸君に嫉妬しているんですか？」

『陸頭いいからなぁ…
面白い小説書けるかもな！』
ツバメ｢うん！｣

彗「まだそいつは作家になってない
タマゴだタマゴ！！
バカかお前はー
そいつだってそこら辺の中２男子と一緒だ」

『彗は厨二だよな。』
あ、彗とは仲直りしたよ。
いつもみたいに自然に、だけど。

彗「…僕は厨二じゃないぞ！」
『あー、、そーですね(棒)』

ツバメは彗の本棚に行き眺めていた。
まぁ、私はいつも見てるから普通何だけどね。

ツバメ「あ、ロミジュリ！？
ロミオトジュリエット！！
あはっ！こーみえてロマンチスト」

ツバメはテンションが上がり喜んでいた。
そこに彗は杖をツバメに突き出した。

彗「ハムレットもリア王もあるだろー。
俺の本棚に触るな、
俺はお前が持っている
そのちんけな夢が革命の仇になる
と言っているんだ。」

ツバメ「……あだ？」

彗「子供の頃には
みな芸術家問題なのは
大人になっても芸術家で
いられるかどうかだ。
答えは、、、ＮＯだ」

ツバメ「ノー？」

『彗、ツバメを杖で指すのやめて。
危ないから。』

あ、やば。今日バイトだった！

彗「大人になると
夢を持つな現実を見ろとそう教えてくる」

と彗が言っているのを背中に聞きながら扉まで行く。

『(…二人にしたくないな…なんて、ね？)』
と思いながらもバイトに向かった。