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第四十七話 お待たせ! ページ8

注意!

前話から出てきている『古川直哉』は、オリキャラです!

すみません!

――――――――――――

相手の声と、フルネームを聞き一瞬思考が停止した

え…?木佐、さん…?

いや、まさかな…

まさか…な…!

今、自分の頭の中に浮かぶ顔がいない事を祈り棚の反対側を覗く

ああ…マジだ…

そこには知らない男と思いっ切り青ざめた木佐さんがいた

木佐「ひ、人違いじゃないですか?俺、知らないんですけど…」

古川「はあ?なんの冗談だよwま、確かにずいぶん久しぶりだからな。でも俺は忘れてねーぞ?」

ウワー…あの男、木佐さんの顎に手そえてるよ…

なんか…なんか気持ち悪…!

こっからだと背中しか見えないけど、気持ち悪っ!

こういうのは関わらない方が良いんだけど…流石に職場の先輩だしなー…仕方ない

僕は一度棚の後ろに隠れてから鞄の中をあさる

上着と確かここら辺に…

鞄に無理やり押し込んだ上着を引っ張り出してから、鞄の一番底を手の平でなぞると

あ!あった!

それぞれに桜と菫の花が付いた小さなピンが二つ出てきた

上着は腰に巻いて、ピンは…

急いで上着の袖を適当に腰の位置で二度結び、

二つのピンはこれまた適当に分けた前髪をバツ印にして止める

よし。これで多少は『女の子』に見えるかな?もともと女の子だけど…w

後は声かな。元々地声そんなに高くないからな〜

でもあんまり高くぎると逆に変に思われるし、気持ち少し高いくらいで!

ええっと、木佐さんの下の名前は…

早々に作った見掛けに多少の違和感はあるだろうけれども、事は急を要する

もろもろの事情は後で木佐さんから聞けばいい

僕はもう一度、今度は覗くでけではなくちゃんと棚の反対側に立ち

なるべく女の子らしい可愛い笑顔で、いつもよりも少し高い声で言った

A「お待たせ!翔太君!」









木佐Side

雪名に会うためにバイト先に来たら、随分とめんどくさいのに会った

しかも俺の方は全く身に覚えが無いという事態だ!

多分…いや絶体昔一回やったやつなんだろうけど、全く覚えていない…

でもこいつは確実に俺のこと覚えている様で、赤の他人を突き通すのも無理がある

あー、マジでどうしょう!

こんなとこ雪名に見られたら…

そんなこんなで俺が頭をフル回転させている時だった

A「お待たせ!翔太君!」

男の先、棚の端の所から自分を呼ぶ声がした

先を見ると

木佐「Aちゃん!?」

Aちゃんがニッコリと笑っていた

第四十八話 彼女→←第四十六話 なんつう話



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設定タグ:世界一初恋 , 純情ロマンチカ , 逆ハー?   
作品ジャンル:アニメ
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わんこ(プロフ) - 楽しみにしております!更新頑張ってください! (2019年4月20日 9時) (レス) id: 2e63eb2431 (このIDを非表示/違反報告)
ひろ - 終わっしまった・・・めっちゃ続きが気になりますぅぅぅううううぅぅぅうぅぅぅうよぉぉぉおおぉぉ←伸ばしすぎたw  (2017年3月21日 23時) (レス) id: e5f93f2a51 (このIDを非表示/違反報告)
すずか(プロフ) - 続き気になります!更新頑張ってください (2016年12月18日 2時) (レス) id: 4c54ea2902 (このIDを非表示/違反報告)
十三月七星(プロフ) - めっさ面白い!私は個人的に美濃さん柳瀬さんとくっついてほしい… (2016年10月1日 19時) (携帯から) (レス) id: c9828dface (このIDを非表示/違反報告)
咲くや - 面白くていつも読んでます(^^) 更新を楽しみにしてます。頑張ってください (2016年6月7日 22時) (レス) id: 42f2ade793 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:ホームページの追加は禁じます。  
作成日時:2015年3月12日 17時

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